屈折望遠鏡のレンズの芯出しについて
屈折望遠鏡のレンズの芯出しについて 先日中古で屈折の鏡筒を入手しました。レンズのスペーサーは大きくずれ、ニュートンリングも中央から外れており、シーイングが酷く確実ではありませんが、ピント位置で火星も尾を引いたように見えました。レンズをセルから外したところ、アクロマートの二枚のうち後玉(接眼側)はセルに僅かな隙間もなくはまり完全に位置決めされており、前玉は多少動くため、スペーサーを等間隔に配置したうえでニュートンリングが中央となるようにレンズ押さえで固定しました。 相変わらずシーイングが酷く不明瞭ですが、焦点内外像は綺麗な雰囲気です。 火星はまだ尾を引いたように感じられますが、気流で暴れてシーイングのせいなのか色収差なのか光軸かはっきりしません。 レンズの芯出し方法は、前述のやり方で問題ありませんでしょうか。 長文失礼いたしました。 よろしくお願いいたします。
ベストアンサー
レンズの芯だし方法は知りません。 レンズ工場では一枚ずつ研磨しません球形の台座に複数のレンズを貼り付けて同時研磨します。 大抵片肉に仕上がりますから 芯取り機械に掛けてレンズの芯を決定します。 その芯を中心に外周を削ります。 その為にガラス材は芯取り分を見込んでオーバーサイズになっています。 此が芯取りです。その後レンズを組み合わせて芯だし方向を決定して側面に合わせ位置をマークします。 僅かに余裕の有るレンズセルに合わせマークの通りに納めれば芯だし完了の筈です。径違いのレンズの芯だし方法は特殊です。 個人では手に負えません。 ニュートンリングが中心に有るので正しいと仮定すると 光軸のズレでしょうか? 対物レンズの接眼レンズに対するスケアリング、接眼部の対物レンズに対するスケアリングですね。 焦点内外像良く検査して下さい。 レンズに圧迫が有ると綺麗な円形になりません。 焦点近くの内外像が楕円になり内外像で、 楕円の方向が変わればセンタリングの狂いかも知れません。
質問者からのお礼コメント
ご回答ありがとうございました。
お礼日時:1/21 18:32