ID非公開
ID非公開さん
2021/1/19 14:55
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文七元結って、アレいい話ですか?
文七元結って、アレいい話ですか? 自分が博打で作った借金のせいで娘が身売りに出されて、金を返さないと娘がいよいよ男の相手をしなきゃならないって状況で、返済用に渡された金を見ず知らずの他人のために差し出すのが、いい話ですか? それで自分自身が危険な目に遭うならともかく、犠牲になるのは自分よりも弱い立場にある娘ですよ? それで主人公が徹底的に悪人として演じられるか、あるいは罪悪感で潰れてしまうほど気に病むなら納得できるんですよ けど「短気で後先考えないけど憎めない江戸っ子の性」としてどちらかと言うと肯定的に演じられ、普通に「いい話」として終わるのがどうしても納得できません 業の肯定な噺は好きですけど、肯定できる業にも限度があるというか… 女に人権もない時代背景だったのは分かりますけど、少なくとも現代人の感覚だと酷すぎてドン引きです もうこんな噺は記録にだけ残して封印してしまった方がいいんじゃないでしょうか
落語、寄席・113閲覧
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ベストアンサー
おっしゃる通り。 別にいい噺じゃないですよね。 女の私にとっては「どうでもいい噺」です。 わざわざ好きだの嫌いだの言う必要もない。 聞きたい人がいれば聞けばいいし、私も聞く時きゃ聞くけどだから何?って感じ。 ただ、封印には賛同致しかねます。 それなりに長く残って来た噺ですしね。 落語には女にとって不快な噺は多々あります。 たとえば「柳田格之進」クソつまんねープライドのために娘を売るか? 「尻餅」大嫌い!尻の痛みさえ感じて不快 「引っ越しの夢」好きでもない上司に夜這いされる女の身にもなってみろ! などなど。 女が人間ではなかった時代(牛馬以下だったかもね)に作られた噺だから仕方ないでしょう。 でも、仕方がないって昔と同じ感覚でやっていては客は引きます。 特に女性客は。 (現代は女性客に受けないものは流行りません) それではいけないと現代の噺家たちはそれぞれに工夫しています。 女性の扱いを変えています。 そうやって今後も落語は残って行く。 というわけで、封印には賛同できません。
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質問者
2021/1/24 22:35