「乾電池の値段と性能」確かに悩ましい問題です。 乾電池の性能はその使われ方によって大きく変わります。 負荷電流と継続時間、さらに周囲温度が影響します。 持ち出せる電力量だけの評価では無く、 大電流を流し、短時間で使い切る場合は内部抵抗の小さいもの、 間欠的な使用であれば、復帰性能が高いもの、 時計のように微小電流で長時間使用するなら自己放電の少なく低温性能が良いものが有利です。 また、買い置き電池の場合は、さらに自己放電の少なさが重要です。 それらに加え、品質の安定性（個体差）や液漏れのしにくさという要素も有ります。 ネット上での評価は短時間で行うものが多く、1年以上の時間をかけて環境温度や自己放電特性などを加味して耐久性を評価したものは見かけません。 Panasonic(旧松下電池)は昔から乾電池の分野で技術力が突出しており、特にエボルタは総合的な性能と信頼性において価格なりの性能が有るものと考えられます。 なので、逆に短期間で使い切るおもちゃなどの用途にはもったいないと言えます。 使わない時は外す、劣化してきたら電池ごとの残量を計測し、使い切るまでの管理が出来て、予備の電池の確保ができるなら一番安い電池で充分だと思います。 私は、家の中で使うライトなどは百均電池、テレビのリモコンなど液漏れすると損害が大きいものはPanasonicの安い電池、車の中に置く非常用ライトなどはエネループを使っています。（もし、冬山に登るなら断然エボルタでしょうが．．．） ご参考まで