オバマ政権下のアメリカは非常に経済が順調でした。 それをけん引したのが、ＧＡＦＡに代表されるＩＴ グローバル企業です。 しかし、産業構造が変化すると必ず置いてきぼりを くって不満を持つ人が出てきます。 産業革命時の英国でも、不満層がラッダイト運動を 起こしました。 アメリカでも、急速に進むＩＴ／ＡＩ革命に付いて 行けない不満層が少なからずいました。 その不満を人種問題にすり替えてアメリカの分断を 激化させたのがトランプです。 トランプは移民や難民を「犯罪者やレイピスト」と 呼んだり。 シリアやイラクなどイスラム教徒が多い国の出身者を 入国禁止にしたり。 白人至上主義者やネオナチ組織と彼らに抗議する人の 間で衝突が起きると白人至上主義者やネオナチを 「素晴らしい人たち」と擁護。 アフリカ諸国を「肥だめのような国」と呼んだり・・ この手の話は数えきれない程あります。まともな神経を 持った人ならば眉を顰めるところですが、こんな言動が トランプ支持者には非常にウケて支持を熱狂的なものに していったのです。