jsh********さん 2021/1/22 3:14
1)y“-4y´+4y=8x-12
特性方程式 λ²-4λ+4=0 を解いて λ=2(重解)
基本解 e^2x, xe^2x
特殊解を yp=αx+β と置き、原式に代入(未定係数法)
α=
β=
(非同次式の一般解) = (同次式の一般解) + (非同次式の特殊解)
y=(C₁+C₂x)e^2x +2x-1
2)y“-4y´+5y=5x²-13x+16
特性方程式 λ²-4λ+5=0 を解いて
基本解 (e^2x)cosx, (e^2x)sinx
特殊解を yp=αx²+βx+ɤ と置き、原式に代入(未定係数法)
α=
β=
ɤ=
一般解 y=(C₁cosx+C₂sinx)e^2x+x²-x+2
3)もはや自力で解ける
基本解 e^x, e^2x, e^3x
右辺は定数だから yp=(定数)
-6yp=6より yp=-1
◆定数係数二階同次線形微分方程式
y''+py'+qy=0 (p,q:実定数)
式を観察するとyは「微分しても形の変わらない関数」つまり指数関数であることがわかる。
y=e^λt とおき、原式に代入
λ²+pλ+q=0(特性方程式)
λ=(-p±√D)/2=λ₁, λ₂ (D=p²-4q)
ア)D>0のとき基本解 e^λ₁x , e^λ₂x
二階線形微分方程式だから一般解は、基本解の一次結合(重ね合わせ)
一般解 y=C₁e^λ₁x+C₂e^λ₂x
イ)D=p²-4q=0のとき λ=-p/2 (重解)
基本解 e^λx , xe^λx
*y=C(x)e^λx と置き、原式に代入。C(x)についての微分方程式を解けば、もう一つの解 y=xe^λx が出てくる
ウ)D<0のとき
λ={-p±i√(-D)}/2=α±βi=λ₁, λ₂ (複号同順)
α=-p/2, β=(1/2)√(-D)
基本解 e^(α+βi)x, e^(α-βi)x
一般解 y=c₁e^(α+βi)x+c₂e^(α-βi)x (C₁,C₂:複素定数)
オイラーの公式 e^ix=cosx+isinx を使う
={(c₁+c₂)cosβx+(c₁-c₂)ⅰsinβx}e^αx
c₂=c₁* (c₁の共役複素数)とする
=(C₁cosβx+C₂sinβx)e^αx
ただし C₁= c₁+c₁* , C₂=(c₁-c₁*)i (C₁, C₂ :実数の任意定数)