クリスチャンです。 天使は神様の御使いであり、祈りを聞く存在ではありません。 一方で、神様から離れた(元天使である)悪魔は(正確には悪魔も結局は神様の支配下にあり完全に自由ではありません)思い通りに人々に干渉します。神様から離すことが彼ら(悪魔や悪霊)の目的の第一段階です。ですから、人にとって奇跡と思えるような出来事を見せたり、魅力的なもので誘惑します。警戒心の強いひとに対しては、無害そうな形で近づきます。聖書ではその例として占いをあげています。 そうして神以外のものに心を許して徐々に(クリスチャンが神に全てを委ねるように)この人も悪魔に全てを委ねるようになります。問題なのはそれが悪魔に由来するものだと気づかないこともあるということです。(たとえば私の友人に血液型を気にするのをやめられない人がいます。本人も、血液型占いなど本気にはしていません。しかし友達や気になっている女性の血液型を知りたくて仕方なくなり、自分の望む血液型でないと冷めてしまうそうです。一見無害そうですが、もはや心は自分の思い通りにできず支配されてしまっています。こういうものが世の中にはごまんとあります。これが無くなったら私はもう生きていけない！という声もよく聞きます。その人にとってはそれが神のようになっています。)こうして｢神のように自分も賛美を受けたい。人を思うようにコントロールしたい｣という悪魔の目的が少しずつ達成されます。 悪魔崇拝をする人がいるのは悪魔が人の目に魅力的なことを行う存在だからです。これが質問に対する答えです。 明らかに悪魔に対して崇拝している人もいますが、最大限に広義の意味で捉えると世の中は悪魔の誘惑だらけです。自分の意思でやっているように見えて、しかも幸せそうに見えても、よく見ると束縛されていることがあります。その行く先は神の国とは正反対のものです。本当の神様以外のものを信頼した先には失望があります。好きな人が他の人とくっついて憎しみに変わるとかもそうです(身に覚えが…笑) その誘惑が誘惑であると分かるようになった時、私は本当に自由になったと感じました。最後は少し伝道っぽくなってしまいました笑 でも、それが私の目線です。ちなみに、この世に対して悲観的にはならなくて大丈夫です。救いがあるからです。それこそイエス・キリストです。