「ザ・クローザー」(キーラ・セジウィック)を強く推します。
警察勤務→CIA勤務で尋問のプロ、超有能なブレンダ・リー・ジョンソンはO・J・シンプソン事件で下手打ってグダグダになったロス市警から体制立て直しのためヘッドハントされ、「市警本部長補佐」という幹部待遇で、有名人絡みの大事件を扱うエリート部隊の指揮官になります。
しかし、1.よそ者2.女性3.年長の男性メンバーが存在4.自分切れ者過ぎて部下時々理解が追いつかず5.か〜な〜り〜ゴリ押しetc.により最初は反発されます。
が、ケタ外れな能力により難事件をガンガン解決していき、アクの強い部下たちもアッと言う間に忠実な下僕になります。
尋問のプロ、という設定なので、言葉でのやり取りはとても迫力があります。
また、ああ言えばこう言う、というシーンも多くあります。
私のお気に入りは、主人公の遠慮のない有能さにやり込められた被害者たち(他部署責任者・地方検事・FBI)が謝罪を求めて乗り込んで来た(謝らないと関係機関に申し出て問題にするぞ、と言って)時、「あなたの無能さを無視出来なくてごめんなさい」etc.という素晴らしい「謝罪」を繰り広げるシーンです。
他にも名場面てんこ盛り、レギュラー陣も全員キャラが立っていて、本当にオススメです。
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