水木しげる作
水木しげる作 「劇画ヒットラー」にて 若い頃のヒットラーが「芸術的画家」と自称しているシーンで、「このころ芸術的画家を自称していた。そして本人は死ぬまで芸術的画家のつもりでいた」というような作者のモノローグが入ります。 本人しか分からないことだとは思いますが、歴史学者の間ではこういう評価は一般的なのでしょうか? ということはヒットラー本人はあくまで世直しのために政治家をやっているだけで、本当の自分は画家である。本当は絵を描いていたいという感覚だったのでしょうか? 主観で結構ですので、様々な意見が聞きたいです。
ベストアンサー
ヒトラーの芸術家気取りについては正しいかと思いますし、大方の歴史家も肯定しているかと。 ナチス党の宣伝演出などアーチストの素養がないとできにくいと思います。党大会の光のページェントとか。よくロック・コンサートの演出のルーツはヒトラーにたどり着くといわれます。 そして新首都ゲルマニアの建設構想で側近のシュペーアと活発に意見交換していたのも事実ですし。 水木先生の劇画は私も読みました。なかなかレベルの高い歴史コミックだと思いましたね。 でも「ヒットラー本人はあくまで世直しのために政治家をやっているだけ」はどうでしょうか。やはりヒトラーには権力志向はあったし、強烈な人種思想がありました。自分の政策がどのような結果を生むかは自覚していたと思いますね。
質問者からのお礼コメント
ありがとうございました
お礼日時:2/26 21:28