呪術廻戦のアニメ制作はMAPPA、鬼滅の刃のアニメ制作はufotable、そしてワールドトリガーのアニメ制作の東映アニメーション。
この東映アニメーションはワンピースやドラゴンボールといった長期作品を長期的にアニメ化する傾向があり、や「ワールドトリガー」の一期もその路線で制作。
しかし東映アニメーションの作画枚数制限の厳しさのせいで長期継続的にアニメ化するとどうしてもグダグダなテンポ感、作画の出来の悪さが非常に目立ってしまう。
そして記念すべき第1話はほとんど紙芝居、つかみで大コケしてその後も大規模侵攻編で力が入るまでは低質なアニメーションは続く。更に評判話を悪くしたのは10数話近く挟んだアニメオリジナルの「逃亡者編」。ただでさえ設定が緻密で原作から話が進められないという制約が強い状況で無理に作ってしまったせいで評判を落としてしまった。
このアニメの出来の悪さが一番足を引っ張っている。鬼滅も呪術もアニメの出来が人気にかなり拍車をかけている(特に前者は異常なレベルで)。アニメ制作に恵まれなかったのが痛手となっている。
現在放送中の2期は深夜アニメ体制になったおかげで鬼滅や呪術ほどではないにしろ作画レベルは1期の平均レベルに比べれば比較的高水準になっている。はじめから深夜アニメ体制で作っていれば史実以上の人気になっていた可能性は非常に高い。鬼滅みたいに上手く条件が揃えば鬼滅ほどではなくても呪術、ヒロアカ、進撃レベルには受けたのかも?