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十代の頃の、感性が豊かな時期の読書というのはとても素晴らしいことです。 一冊一冊の出会いが、あなたの人生に何か影響を与えてくれるでしょう。 ただ、趣味で本を読む習慣と、国語科目の入試テストで高い点を取るスキルは別です。 入試に備えるという意味での読書なら、現代風に翻訳された古典を読むなどすると、あらすじを知っているだけで有利なこともあるでしょう。 実際に私が役立ったのは、漫画『あさきゆめみし』(大和和紀著)です。 源氏物語のコミカライズ作品です。 漫画を楽しんで読むだけで長大な源氏物語の一通りのあらすじと登場人物が覚えられました。 ただ、あらすじがわかっていても、実際の設問では単語の意味や文法を問われることの方が多いので、古典や漢文はひたすら楽しんで暗記できる参考書を見た方が点数に直結しました。 私は駄洒落で古語を暗記するような参考書がかなり役立ちました。 また、読書じゃなくても、あなたの世代はYouTubeで歴史解説をしている動画がたくさんありますね。 本を一冊読み終わるのには時間がかかりますし、入試まであと二年と、年月は短いです。 YouTubeでいろんな歴史解説動画を見れば、かなり記憶が定着します。 映像を見なくても、スマホにイヤホンだけ同期して再生して、散歩や通学中に音声だけ聞いたりできます。 たとえば織田信長という人物についての解説を、いろんな人がしています。 一冊の本をじっくり読むより、いろんな人がいろんな角度で「織田信長はこんな面があった」と解説しているのに何度も日常的に触れる方が、記憶は定着します。 これは世界史や日本史、日本の古典、何に関しても言えます。 楽しみながら、自然に、日常的にずっと学べるようなことを習慣にしてみた方が役立ちます。
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