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藤本ひとみ著の愛よいま、風にかえれの 巽の手紙の文面がわかるかた、お手数です...

mar********さん

2009/3/1020:32:15

藤本ひとみ著の愛よいま、風にかえれの
巽の手紙の文面がわかるかた、お手数ですが記入してください
なつかしいです

補足ありがとうございます

図書館で読んだ本だったんです

何年か前にシリーズを大人買いしようとしたら廃盤になっていて買えなかったです

ほんとなら手においときたいです

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ベストアンサーに選ばれた回答

tok********さん

編集あり2009/3/1610:06:33

「この手紙は、ひとりで読んではいけない。
信頼できる誰かとともに読みなさい。
いつかおまえが、ひとりで僕を思い出し、ひとりで泣かなくてもいいように、今この場に誰かを連れてきて、一緒に読んでもらいなさい。
そうすればこれからは、その人とふたりで僕を思い出し、そのたびにその人に慰め励ましてもらうことができるだろうから。
いいね。
では、話そう。
僕はおまえが好きだった、もうずっと長く、とても強く。
それを伝えてお前の心を乱してはいけないと考えて、押さえ続けてきた日々は、どんな言葉でも言い尽せないほど苦しかった。それに自分がもう耐えられないとわかった時、僕はあの計画を作ったのだ。
そして多くの人々を傷つけて、その結果は失敗に終わったけれど、僕はああする以外になかったのだと、あれだけが僕の生き方だったのだと、いまも思っている。
その罪をあがなうために、僕はいずれ死ななければならないが、これは、僕の犠牲となって死んでいった人々のことを考えれば、あたりまえのことだし、また初めから僕の頭の中にあったことでもある。
つまり僕は、あの結果がたとえ成功をおさめたとしても、その罪の深さゆえに、自分は死ぬ以外にないと考えていたのだ、当初から。
いま、実際にこうして死を身近にして、僕は毎日いろいろ考え続けて、いまはこう思っている。
僕にとって死は、償いであり、解放であり、愛の始まりであると。
死ぬことによって、僕は自分の罪を拭い、いまの体を失い、おまえとの血のつながりを断ち切って、ただの魂に戻り、自由になるのだ。
その時こそ、心ゆくまでおまえに愛を告げることができると思う。
その時こそ初めて、おまえを愛することが許され、その時に僕の本当の愛は始まって、そして、今度こそ永遠に続くのだ。
これが僕の人生なのだと、僕はいま思っている。
だからおまえは悲しまず、嘆かず、心を落ち着けて僕のやり方を認め、いまのおまえの生を豊かに生きていってほしい。

子供のころ、人が死ぬと、地・風・火・水のどれかに還ると聞いたことがあるだろう。
僕は風に還るよ。
この四つの中で風だけが、始まりも終わりもなく、永遠だからだ。
僕は風に還る。
そうしておまえの傍に戻るよ。
その後は、もうおまえから二度と離れることはない。
いつもおまえの傍にいて、生きていくおまえを見ているよ。
いつの日かおまえもまた風となり、そうして僕たちがひとつになれるその時を待ちながら。
だからいまは、おまえの限りある生を、どうか真剣に、精一杯、力の限り生きて欲しい。
それが僕の心のすべて、望みのすべてだ。」

「愛よいま、風にかえれ」、手元に保管していたので、全文書き写してみました。(^^;)
マリナシリーズ、面白かったですね。私も好きでした。

質問した人からのコメント

2009/3/17 18:50:29

本当にどうもありがとうげざいます
わざわざご実家まで、お手数お掛けしました

なつかしくおもいます
やっぱり読み返したくなりました。
古本でもいいから探してみようかな

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