回答受付が終了しました

幹細胞(stem cell)は、分裂して自分と同じ細胞を作る能力と、別の種類の細胞に分化する能力を持つ。

回答(2件)

1

あります。 というか、こういう細胞がないと、早晩細胞がなくなってしまします。 幹細胞にもいろいろありますが、血球のもとになる造血幹細胞を例にしますと、 造血幹細胞は、いろいろな細胞に分化できる(但し一度分化の方向が定まれば特定の細胞にしかなれないし、後戻りも出できない)という多分化能と、分裂してその多分化能を保持したままの細胞でいられる自己増殖能があります。 体を構成する細胞には寿命がありますので、そのままではどんどん数が減っていきます。血球も例外ではありません。 血球が少なくなると、骨髄の特定の場所で眠っていた造血幹細胞が起きだし、細胞分裂して2個になります。 この2個のうち1個は、多分可能を維持した造血幹細胞のままでまた眠りにつき、残りの一個は、骨髄中を移動して分化をはじめ、少なくなった血球を補充します。 自己増殖能があるため、こうして一方で「種」である造血幹細胞の数を維持したまま、もう一方で完成品である血球を供給できています。 もし自己増殖能がなければ、あっという間に種を使い切ってしまいます。

1人がナイス!しています

1

幹細胞は、自分自身(幹細胞)と、分化した細胞の両方に分裂増殖可能です。 但し、際限なく増殖するわけではなく、部位により厳しい制限がかかっています。 皮膚や小腸上皮細胞は増殖速度が高く、古い上皮は剥がれ落ちて新しい細胞に置き換わります。 大脳の神経細胞の幹細胞も発見されていますが、海馬の極く一部を例外として、分化増殖しないとされています。 この制限がなくなってしまって、際限なく増殖できるものを、癌といいます。

1人がナイス!しています