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音楽用語における「テンションノート」や「テンションコード」の『テンション』と言う言葉について教えてください。 .

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テンション(9th以上)が付加されたコードを英語で「extended chord」と言います。つまり、その付加された音をextensionと解釈しても問題ありません。 この場合は純単に物理的な構成要素を表したものになり、その音の役割や感覚に対する影響などは全く考慮していません。 その9th以上の音がどういう効果を持っているかを上手く表現したのが緊張を意味する「tension」です。 テンションが加わることによって不協和音程が増え、波形は複雑にうねります。協和音程のみで構成されている三和音と比較して響きは複雑になり、不安定さを増します。物理的に複雑で不安定になるのに伴って、感覚的にも緊張感が増します。 音楽用語の「tension」は、物理的要素だけでなく感覚的要素も表したものと言えるでしょう。音楽理論の解説において「緊張感」が強調されるのは、感覚的要素の方に重点が置かれているためです。物理的要素に重点を置いて説明をしてしまうと、話が複雑になり、音楽とは懸け離れた話になって肝心のコード理論の習得が遠のいてしまいます。 「テンションコードとは、単純なトライアドを拡張(extension)することによって、緊張感(tension)を持たせたコードである」と考えれば、言葉の意味を整理できないでしょうか?

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あなたの解釈で問題ありません。 難しく説明してもわからないと思うので簡単に説明します。 「テンション=コードの3つの基本構成音"以外の音"」と思ってください。 (例)Cのコード 構成音=ドミソ テンション=シ、レ、ファ、ラ シ=7th(ドから数えて7番目の音) レ=9th(ドから数えて9番目の音。2番目の音でもあるのですが、「ドレミファソラシドレ」と数えて9番目と考えます。) ファ=11th ラ=13th となります。 後は「ファの音は半音上げてファ#(#11)にした方がカッコイイ」とか「Gコードの時は♭13(ミ♭)を足してもカッコイイ」とか、色んなルールがあるので、色んな曲の譜面を見て研究しましょう。

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harmonyが調和の意味であるように、単にハモる(美しく調和する)和音というのはいわゆる長三和音(メジャートライアド)と短三和音(マイナートライアド)ですよね。 そのトライアドが鳴っている間に鳴るトライアド以外の音(非和声音)って和声音に解決しようとする性質があるのでそれをテンション(緊張)と言っていて、その緊張を和音にぶっこんだのがテンションコードで、テンションノートのトライアドに対する緊張を利用して緊張感のある響きや淡い響きなどをつくったもの、またはトライアドの響きを拡張する音だと考えています。 なので、私的には "緊張感を高めるための音。特徴をより明確にするための音” というのはちょっと違うなって思ってて、 "トライアドに対する非和声音。トライアドに対する緊張を響きに取り入れたり、トライアドをあいまいにして淡い響きや儚い響きを作るための音。またはトライアドの響きを拡張するための音" と感じます。 以上のとおりだと7thもテンションになっちゃいますが、7thはトライアドの性質がまだ強くてトライアドを拡張する働きが大きいんで普通はテンションとは言わないんじゃないかなあ。知らんけど。

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コードトーンの9th(♭) 11th(♯) 13th(♭) があります。

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音楽理論どうのこうのってより、「呼び方の意味」についての話ですよね。 「キー」をなんで「キー」と呼ぶのか、ってのと似た話で、気にしだしたら止まらないやつです。 理論の内容はともかくとして、呼び方の理由なんかは本当は気にしたらいけないとは思うんですが、あえて反応してみます。 日本語の訳語に対応する原語の意味は、必ずしも訳語が示す意味と完全に対応しているとは限りません。 原語の示す意味内容が訳語よりも広い場合があって、これはまさにそのせいで誤解を受けてる用語であることに違いはないでしょう。 本来、tensionという語は、日本語でいうところの「緊張」だけに止まらない、ものすごい多義語です。日本語に喩えて言うなら 「引くこと(引かれること)」「張ること」「圧(お)されること」「つき出ること」「伸ばすこと(伸ばされること)」「広げること(広げられること)」 をぜーんぶ含んだような抽象的な言葉です。 日本語の「緊張」という言葉はそれに比べてかなり具体的なんですよ。 extensionという言葉はex(外に)という接頭辞がつくことによって幾分具体化されて、"tensionが外に向かっていること"を意味しますが、それでも訳語としての「拡張」「伸張」などというのも、本来意味するところと比べて具体的です。 で、なぜそこであえてextensionではなくtensionなのかというと、必ずしも外に向かうものではないからでしょう。もちろんこれは推測になります。 テンションは必ずしも外声に置かれるものでなく、内声に置かれることも非常に多いです。 ただし、"extended chord"という用語があって、これはトライアド、7thからさらに3度を"外声に"積み上げていくコードの総称を言います。 もちろんこのextendedという言葉はextendされること(extension)を意味します。 先述した典型的なtension chordはextended chordといえるのですが、tension chordが、extended chordの語が指し示すものとはまったく違う様相で生じる場合があります。 というのが、進行元の保留・そして進行先への準備として生じるtension chordです。 たとえば、 IIm7→V7(9) このV7(9)の9[vi]は、IIm7のP5[vi]を"引き伸ばす"形で内声に現れることがあります。 別に"緊張感を与えるため"に出現したわけでもなく、だからといってV7の構成音を"拡張するため"に現れたわけでもありません。 でも、"tension"なんです。 そうしたように、tensionは必ずしも緊張を与えるためや拡張するわけにも限らず、すごく色んな状況で現れます。でも共通するのは、何かを伸ばしたり、引っ張ったり、広げたりすることです。そういう抽象的なニュアンスを全て含み、色々な状況を一語で表せる用語としてtensionという語が適しているだと私は理解してます。 緊張感がどうだとかいうのは、あくまでそういう風な印象を与えることもあるっていう結果に過ぎないですね。

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