38式歩兵銃って、当時世界最先端の素晴らしい銃だったというのはマジですか?

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先進性とか機構とか、その他については他の人が述べているので・・・ 38式歩兵銃が他の銃に比べ優れた点として「弾道の低伸性」があげられます。 「低伸」とは要するに「フラットな弾道」という意味ですが、これが悪い場合「山なりの弾道」になります。 「山なりの弾道」の場合、敵歩兵・人間大の標的を狙う場合、照門で調整を綿密に行わないと、弾丸が敵の頭上を通過するだけでなんら脅威にならなかったり、敵のはるか前方に着弾して砂煙をあげるだけの無駄玉になります。 歩兵のほとんどは召集令状で集めた徴募兵ですので、専門的な射撃訓練を受けてるわけではありませんし、戦闘時の混乱、夜間や霧等で戦闘中に彼我の距離を正確に把握できない場合も多いでしょう。 38式の低伸弾道ならば距離による弾道の上下の幅が小さいですから、距離の調整を綿密に行わなくても「頭を狙えば腹に当たる」程度の調整でいけますからこれはかなり有利です。 いまだに38式が「命中精度が良い」といわれ、欧米でもアリサカ・ライフル (Arisaka rifle) として人気がある背景には低反動とともにこの「弾道の低伸性」があると思われます。

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原型となった30年式歩兵小銃は日露戦争で、ロシア軍の騎兵突撃を挫折させるために構想されました。小口径の高速弾で200メートル先の馬を撃つと馬の骨を粉砕する事が出来ました。また、200メートル先のロシア歩兵の踵を狙って撃つと体のどこかに必ず面中しました。

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平均レベルの銃です。 南部が設計したオリジナルの図面には寸法公差がないので 最終組み立ては職人が1丁づつ部品のすり合わせしていたので 生産性が悪いのと戦場で壊れた場合、現場で修理するのが ほぼ不可能でした。 昭和9年以降に生産されたタイプはプラット&ホイットニーが 図面を直して寸法公差が入っており、この問題が解消されています。

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「三八式歩兵銃」を「当時世界最先端」と描写するのは、少し「正確さに欠ける」し、あまり「妥当」だとは感じません。 恐らく、その趣旨は「当時、最先端だった技術を取り入れている」とか「そういうレベルにあった」ということで、結局は「モーゼルのコピー」とか言われてしまう銃ではあります。 ただ、「当時」は、より「骨董品」のライフルを平気で使い続けたフランス軍とか、「軽量化」を試みすぎてバランスを悪化させ「最悪」と言われたイタリア軍とか、そういう銃も普通にありますから、「平凡だけれど安定した性能を誇る」というのは十分に「素晴らしい銃」なんです。 だから、「三八式」の評価でその人の基本的「知識度」の初歩レベルがわかります、この銃をけなす人はほぼ間違いなく「初心者」です。 「6.5mm」は当時の流行からすればいささか「低威力」ですが、今日の軍用銃からすればかなり「強力」です。 こういう言わば「軽量弾」を高速の、いささかツイストの強い銃身から発射するという方法は、「遠射」では威力が下がるものの、「中距離以下」では簡単な訓練で高い命中率が発揮できる、正に今日の「アサルトライフル」の弾道性能に近いものです。 だから、この「小銃」は、戦後「スポーツ銃」「入門猟銃」として大人気になったんです。 私が仕事で会った外国人の中には、「少年時代にクリスマスに贈られた三八式が気に入って親日家になった」という人が何人かいます。 また、「三八式」は「標準規格化」以前の銃で、しかも真面目な日本職人が仕上げていますから、「オーバースペック」=異常に高精度に仕上げてある銃も多いんで、「コレクターアイテム」としても有名なんです。 なんせ、「初期銃」は「ラッカーニス」ではなく「漆仕上げ」のものもあるそうです。 こういう銃で有名なのは「南部式小型拳銃」ですが、「恩賜」の贈答品として作られたタイプなど「1丁100万円以上」は当たり前で、「世界一高価な拳銃」として一般市場には絶対に出回らない逸品として有名だそうです。 「三八式」はそこまでのレベルではないものの、「昭和16年」までしか製造されていないんで、「粗悪品」が少なく、安定しているんです。 逆に「九九式」には、「いろんなレベルを集める」楽しみがあるそうで、それでも「kar98k」ほどひどい「簡略版」も無い処が玄人っぽいとか。 ただ、こういうのは、「兵器」としては必ずしも優れているとは言えない点でもあり、「T-34」とか「MG42」とかは「外観はひどい造り」だったそうで、その点「三八式」は「遊底覆い」=ただの「ホコリ除けカバー」までピッカピカのものが多いんです。 ちなみのこの「遊底覆い」も、日本人が「音が出る」と不評を言うほどには、少なくとも「海外」では結構評価する向きも多いです。 実際、「アフリカ戦線」をはじめ、「ホコリ」に悩まされた戦場は多いんで、この方法はかなり効果があったそうですから。 ともかく、「三八式」は意外なほど評判は良い銃ではあります。 ご存じかわかりませんが、アメリカ式の「半自動銃と自動銃(軽機もどき)の組み合わせ」より、日独英その他もろもろの「ボルト銃と正規の軽機関銃」の組み合わせの方が「優れている」という評価は多いんです。 「三八式」も、第一次大戦後は「分隊火器(軽機関銃)」とのセットが基本ですから、 私が持っている「小火器の解説書」でも、イギリス人の著者が日本兵器を低評価している割に「三八式」を奇妙な程高く評価している本なんかもあります。

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