ライカにテリートS 800㎜ F6.3というレンズがありました。このレンズは1群3枚構成、簡単にいうと3枚のレンズを貼り合わせて1枚にしたものを最前部に配置したシンプルな構成です。

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ThanksImg質問者からのお礼コメント

レンズ構成の勉強になりました。ありがとうございました。

お礼日時:7/31 7:19

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既に回答があるように、望遠レンズは前部にメインレンズである凸レンズを配置して、後部に凹レンズで焦点距離を相対的に長くして、筒の長さを短縮してます。画像見て下さい、テリートS800㎜はフードを含めるとこんなに長いのです。これでは使い難いですね。 広角ではフランジバックを短くすると非常にコンパクトになりますが、一眼レフでは使用できません。レトロフォーカス構成でエレメントを増やす必要があります。 ズームレンズでは焦点距離の可変だけでなく歪曲が大きくなるので、補正の為でもあります。またフロート機構として、ピント合わせによる画質な劣化を防ぐためにエレメントを移動させたりします。

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そのレンズがシンプルな構成が可能になっているのは、暗いレンズだからです。 有名なベス単という単玉レンズがありますが、これも暗いレンズです。(F11) フード外しという方法を使うとF6.3になりますが、ソフトフォーカスになります。 意図的にソフトを利用するのでなければ、ベス単のレンズだとF11まで暗くして実用になるという事ですね。 他にも似たような単玉レンズがありますが、どれもこれも暗いレンズです。 明るくするにはエレメント枚数を増やさなければいけないという事です。

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このレンズはテレタイプレンズでもなく、インナーフォーカスでもなく単純な構造だから出来ました。日本にも昔は2枚玉の望遠レンズなどありましたものね。 f800の中心部だけ使うのでアポクロマートの三枚貼り付けでコントラストも良いレンズだったのでしょうね。基本の長焦点レンズという事でしょう。 いろいろ、使いやすくすると枚数が増えるのだと まあ、暗いF値でレンズの中心部だけ使うだけですので単純構造で良かったのだと思われます。

アポクロマートは多分、2枚で色収差を抑えられる。残りの1枚は何に使われているのか明らかな事は不明ですが推測として凸凹凸の構成で前と後の球面で有る程度球面収差を相殺しているのではないかと? F11で球面収差は口径に関係なく収束すると記憶していますが2枚で良いのに3枚にしているのは上記の目的ではないかと思われます。 いずれにしても、色は濃く再現されるレンズだったでしょう。

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ライカのレンズは基本を忠実に守ってました。 普通、望遠レンズは前部に焦点距離の短い凸レンズを配置して後部に凹レンズを配置して焦点距離を長く調整してます。これは焦点距離に対してフランジバックを短くすることでコンパクトに設計できるのです。 広角レンズにおいても、一眼レフの場合は標準レンズをベースに最前部には凹レンズを配置して焦点距離を調整してます。 ライカはMシリーズにに基本を置いてたのは一眼レフならミラーボックスがあるので、広角の場合基本を忠実に設計した本当の広角レンズはフランジバックが短くなるので、一眼レフには使用できません。ライカは望遠レンズには画像の「ビゾフレックス」という一眼レフになるアタッチメントで対応してました。ライカは基本に忠実に設計したのはレンズ構成を極力減らして、ゴーストやフレアを抑えて抜けの良いシャープな画像を得ることができますし、広角レンズでは歪みを抑えることができるのです。

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