このタイプのプランターはマンションのベランダでは、ちょっと使いにくいですが、うまくやれば大丈夫だと思います。 使いにくい理由ですが、大抵のマンションは上の階のベランダが屋根になっているので、上段は殆ど日が当たらないんですね。 南向きのマンションだと、朝夕の低い位置の太陽光があまり入らないので、逆に余計に日当たりが悪いんですね。 なので、上段は日当たりが悪くても育つ耐陰性のある程度ある植物が良いと思います。 あと、下段に背の高い植物を植えると、中段や場合によっては上段の日当たりを邪魔するので、下段は背の低い植物が良いと思います。 植えるタイミングをずらすとかすれば、いけなくは無いですが、最初は低い植物が無難です。 それから、ミニトマトやナス、キュウリは樹勢が強く大きく広がって育ちますから、このタイプのプランターで育てると、収拾がつかなくなると思います。オクラは背が高くなるので、下段だと思いますが、中段、上段の日当たりを邪魔するでしょうね。 野菜類を育てるなら、葉野菜か種を植えて、ベビーリーフとして収穫できる野菜なら大丈夫だと思います。 特にベビーリーフは日当たりが多少悪くても大丈夫ですし、期間も短く、難易度も低いのでベランダにぴったりです。それに、季節に合った種類を植えれば通年何かしら植えられると思いますし、何より毎日、何かしらの野菜を料理に添えられるので助かりますよ。 あと野菜では無いですが、うちは2段のプランターに四季なりのイチゴを植えています。 ただベランダだと、実は大きくならないので、子供がいないと辞めた方が良いと思いますし、アブラムシ、ハダニがよく湧くので、無農薬は諦めた方が良いと思います。 最後に日当たりについてですが、南向きのベランダは、日当たりは良いし明るいのは確かですが、育てるポイントとしては、植物に直射日光がどれくらい当たるかなので、実際は置き場所を考え無いと殆ど当たらなくて、上手く育たない事も良くあります。 最近のマンションは手すりがだいたい柵ではなく手すり壁になっているので、その手すりから顔を出すように、きわに台を設置したり、ハンギングするようにすれは、かなり日当たりは改善出来ますよ。 手すりにくくりつけたプランターの写真添付しましたので、よければ参考にしてください。