コンピュータ内で何かしらのリソースが不足している場合、動作が遅くなるのだと考えています。
パソコンの動作は国内の車や道路、物の輸送に例えられると思います。
データや計算=車(車載物)
CPU=高速道路
GPU、グラフィックボード=一般道路
メモリ=サービスエリアや道の駅
電源、電力、排熱=ガソリン
とします。
パソコンが動作が重くなる時、例えばchromeでタブを大量に開いているとメモリをドカ食いします。
これは、情報をメモリに一時保存しているためです。
サービスエリアや道の駅は混雑して駐車場の端の方に何とか車を止められる状況ですね。
更に別のソフトを起動するとメモリはフルに使われます。
駐車場は満車です。もう出る車がないと車止められません。
普段常駐しているOSやその他のソフトもメモリを使います。
しかし駐車場が一杯だと出る車がないと入れません。
休むにもトイレに行くにも飲み物買うにも入れなければ何もできません。
常駐しているソフトなんかも同じ目にあいます。
計算結果を一時保存して別の計算と合わせようにも使えるメモリがいっぱいだとメモリに空きが出るまで動作待ち(タイムラグ)が発生します。
CPUやGPUも同様です。
CPUは高速道路です。
遠隔地に一台の車が素早くつくことのできる高速ですが、車線数には限りがあります。
CPUに大量の処理を負わせてみましょう。
云連休もかくやというほど渋滞します。
渋滞すると目的地に着くのも遅くなります。
GPUは一般道です
近隣の目的地に行くためには住宅街や小道など使える道路は多いですが速度は出せません。
高速道路ほど渋滞に弱いわけではありません。
それでも
渋滞すれば一度に目的地にたどり着ける車の数は頭打ちになります。
また、CPUの処理をGPU、GPUの処理をCPUに負わせても片方は速度が出せず片方は通常ほど速度が出ない結果になると思います。
電源容量が足りない場合や電力が足りない場合、排熱が追い付かない場合などは一度に車が使える燃料が少ない場合です。
当然アクセルを踏んでも必要分の燃料は供給されないため車の速度は落ちます。
上には書いてませんがインターネットや無線等を例えると、国外につながる幹線道路ですね。
無線が古かったり、熱を持ったりで性能が低下していたりすると、道幅は狭くなり一度での車の通行量は減ります。
ネット上のサーバー、あるいはサーバー内の処理が重かったりすると、車はどこかしらで渋滞を起こしていたり、そもそもトラブルの工事中で通行止めになっていたりします。
またOSや在中ソフトなどのバックグラウンドでの処理がたくさんあると、その分だけリソースが食われ、車両数は増加します。
当然その分動作は重くなり、日常使用と合わせて普通に使えるリソースの上限まで使えば劇的に動作が重くなり車は渋滞します。
かなり昔のPC(OS)だとそのままOSの処理ができなくなってフリーズして「デウスエクスマキナ」に登場してもらい車を一掃することになりました。
(電源長押しで強制終了です)
最近のものなら、リソースがほんとにかつかつになる前に動作を重くして完全に処理が止まらないようにしたりしているはずです。
車なら車両制限ですね。
最新のIntelCPUだと車線が追い越し車線と登坂車線の二種類が用意されてて、OSなんかのバックグラウンド処理が登坂車線で行われて普段使いの計算は追い越し車線で行うようなこともやってるみたいです。
長文、駄文、独自の物の例えや解釈で分かりづらかったらすみません。
訂正や補足があったら誰かよろしくお願いします。