ID非公開さん
2022/1/16 4:51
4回答
DTMで作曲をする際、ピアノでCコードを弾いている場合、ルート音はCになりますが、C/Eの場合はルート音がEになるという認識で良いのでしょうか?
DTMで作曲をする際、ピアノでCコードを弾いている場合、ルート音はCになりますが、C/Eの場合はルート音がEになるという認識で良いのでしょうか? 打ち込み時のベースは、一般的にルート音のオク下Cを打ち込むと思いますが、C/Eの場合はオク下Eを打ち込めば良いのかなと疑問に思ってしまったため質問させていただきました。 初心者くさい質問ですが、よろしくお願い致します。
ベストアンサー
「ベース音」に「ルートではない音」が来ている、というのが正しい捉え方のはずですよね。 (ただしC/GみたいなのはGルートのGsus46とCの機能がそれぞれ互いに両立しうる=相反しない例外ですが) ベース音として表れている音ならなんでもかんでもルート音だ、っつー筋道の話にしちゃうと、「ルート」と「ベース」をわざわざ別の言葉で呼び替えてる意味がなくなっちゃうのですよ。 どれくらい変な話かというと、友だちがマックに行っていつも食ってるのがてりやきマックバーガーだとして、友だちが今日たまたま食ってたエビフィレオのことまでてりやきマックバーガーと呼んじゃうことくらい変なことです。喩えが変かもしれませんが、それくらい変なことと思ってください。 そのあたりをちゃんと抑えとかねば今後の学習に差し支えるかもしれません。 ベースとは何か、ルートとは何か、っていうのは音楽理論の、いわゆる「コード理論」と呼ばれてる分野ではごく基本的なところなので、この機会にちゃんと整理してみてください。 また、実践上、C/EとEmみたいなのは、ベースに対するメロディや他の構成音の音程の違いによって「置き換え」が頻繁に成立しうる関係ではあります。 たとえば、 F→G→Em→Am F→G→C/E→Am eが「ベース」に来ているタイミングでメロディのセンタートーンがcを踏まないないとき(dやらbのとき)にはEmでハーモニーを組んであげた方が全体のハーモニーのバランスは良いのですが、そうではない場合(cのとき)にはC/Eで組んであげた方が全体が調和します。 サビが2回しあったときなんかには、前者と後者が両方現れるってこともザラです(置き換えの関係にあるってのはそういう意味です)。 しかし、この2つがキーにとってどのように機能しうるのかってのは、「ルートとして感じられる音が異なる」という観点から、あくまで互いに違うものとして取り扱われるべきなんですよ。 この例の場合なんかだと特にそうなんですが、「cがメロディのセンタートーンにくる」ならば、eよりもcがルートであると考えてあげた方が全体のハーモニーの流れの辻褄が合いやすいし分かりやすいでしょう。(その辻褄ってやつはそもそもちゃんと順序よく学んでないとよくわからんもんだと思いますが) ともかくとして、「因果関係の無意味な逆転」とか「用語の混同」をすることによって、人は簡単に混乱してしまいます。それはかなりの時間の無駄、学習効率の低下に繋がります。 これは個人的な経験、とりわけ実際にしてきた失敗の教訓から思うことです。差し出がましいようでしたら忘れて下さい。 あとこの件に関して言えば「DTMで作曲をする際」「打ち込み時のベース」に限った話ではないことも言っておきます。 レコーディングでのベースでも全く同じ問題を扱いますから。
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質問者からのお礼コメント
とても分かりやすく詳しいご回答ありがとうございました!
お礼日時:1/17 9:44