ID非公開さん
2022/1/17 11:07
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先日、大好きだった祖父が
先日、大好きだった祖父が 95歳の生涯に幕を下ろしました。 大好きだったので まだまだ生きていて欲しかったですが 老人ホームで眠るように息を引き取り 私たちも、苦しむことなく 人生を終えたことは とても良かったと思っています。 祖父の葬式で 会社にお休みをもらう際に 上司に、大往生だな!と言われ その時はそうですね。と答えましたが 確かに年齢的にそう思うのかもしれないですが 大往生って身内が言うのは分かるけど 他人に言われるのはどうなのかな?と 思いました。 ここまでの年齢になっていれば 大往生と他人も言っても構わないのでしょうか? 葬儀の時、お坊さんも同じこと言っていて そんなものなのかな?と思いましたが 私自身、他人に言うべきことではなく 身内が感じることだと思っていたので あれ?と思いました。
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《大往生でしたね》は、 【大往生】 少しの苦しみもなく安らかに死ぬこと。 また、りっぱな死に方であること。 という意味です。 この言葉は、ご遺族や近しい身内が使います。 遺族や近しい血縁者にとっては、かけがえのない大切な家族です。 80歳であろうが90歳であろうが100歳であろうが『もっと長く生きていて欲しい』と願うものです。 それなのに遺族や身内でもない赤の他人が「大往生でしたね」と言うのは 「亡くなっても良い年齢だった」 と遺族に受け取られる可能性があります。 かけがえのない大切な家族を失った遺族は、その大切な人の死を受け入れるだけで、悲しくて辛い思いをしています。 ・ 亡くなっても良い年齢だったか ・ 寿命を全うしたか ・ 立派な死に方だったか は、残された遺族が判断する事です。 使い方の例としては ①『◇◇は◯◯歳で病気のひとつもしないで苦しむことなく眠りにつき大往生を迎えました』 と遺族が親戚や弔問客・参列者に伝える。 ② 親戚や弔問客・参列者に「亡くなるにはまだまだ早いですね」と言われた時に 『そうですね。でも大往生だったので本人は満足していると思います』 と遺族が返す。 となります。 余談ですが…… 《ご冥福をお祈りします》は 【冥福】 『冥』は「冥土」 『福』は「幸せ」 という意味です。 つまり「死後の世界での幸せを祈っています」という意味合いで使う言葉となります。 亡くなった人に向けて使う言葉なので、ご遺族に対しては使いません。 ご遺族やご親族に使うのであれば、 「ご冥福をお祈りします」の前に 【故人様の】や【○○様の】と付け加えて言います。 ただし、 「ご冥福」はキリスト教・浄土真宗などの宗派の教えにはにそぐわないので、使わないようにしましょう。 《ご愁傷様 》は ▶︎ 葬儀の前や葬儀の最中に挨拶する時 「ご愁傷様です」 「ご愁傷様でございます」 と現在の時間の表現で言います。 ▶︎ 葬儀や法要を終えてから挨拶する時 「ご愁傷様でした」 「ご愁傷様でございました」 と過去形の表現で言います。 ただ…… 「ご愁傷様」には2つの意味があります。 ① 相手を気の毒に思うさま。 身内を失った人に対するお悔やみの言葉 「この度はご愁傷様でございます」 ② 気の毒に思う気持ちをからかいの意味を含めていう言葉 「明日は苦手な先輩と出張だって?それはご愁傷様」 本来は①の意味で、お悔やみの言葉として相手に敬意をもって心の傷をねぎらう一言なので、身内を亡くした遺族に対しての言葉として使っても問題はありません。 ………が、 現在では、コントや漫才やドラマの台詞でも、②のからかいの意味で日常会話で使う事が多くなっています。 その為、どうしてもそのからかいの印象が強くなり、人をバカにした様な印象を与えてしまいます。 お悔やみの言葉としは不適切であると勘違いをする人も多いので、使う時には気を付けた方が良いですね。 どう言って良いか迷った時は 「この度はお悔やみ申し上げます」で良いと思います。
ID非公開さん
質問者2022/1/17 13:20