費用の繰り延べに関する仕訳、再振替仕訳と勘定への転記の問題ですね。
仕訳は以下の通りです。
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10月1日 再振替仕訳
支払保険料 8,000※1 / 前払保険料 8,000
※1 48,000 × 2/12 = 8,000
前期の12月1日に48,000支払っています。
前期末の9月30日時点の決算整理仕訳にて、翌期10月1日から11月30日までの2ヶ月分は繰り延べる必要があります。
したがって、前期末9月30日には以下の仕訳を行っているものと考えます。
前払保険料 8,000 / 支払保険料 8,000
翌期には再振替仕訳を行う必要があるため、回答にある仕訳を行っています。
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12月1日 保険料支払
支払保険料 52,800 / 現金 52,800
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9月30日 決算整理仕訳および損益振替
前払保険料 8,800※2 / 支払保険料 8,800
※2 52,800 × 2/12 = 8,800
損益 52,000※3 / 支払保険料 52,000
※3 8,000 + 52,800 - 8,800 = 52,000
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10月1日 再振替仕訳
支払保険料 8,800 / 前払保険料 8,800
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以上の仕訳を支払保険料勘定と保険料勘定にまとめると、添付画像の通りです。
わからない点があれば、コメントをください。