バラバ(強盗)は処刑されずに済んだことを誰かに感謝してますか? ・ナザレのイエスに感謝している ・ピラトに感謝している ・支援者に感謝している
バラバ(強盗)は処刑されずに済んだことを誰かに感謝してますか? ・ナザレのイエスに感謝している ・ピラトに感謝している ・支援者に感謝している
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ベストアンサー
バラバが釈放された話はマタイ福音書にしかありません。 判決が下った後に住民の要望により一人釈放するなどと 言う制度は聞いたことがありません。 その物語そのものはマタイ一流のフィクションだろうと 思います。フィクションなので、バラバのその後の動向は 書かれてません。 ルカ福音書の内容(内容そのものは全然違うが)を考慮して マタイの童話は、幾つかの意図が考えられます。 1.マタイ・ルカとも裁判官が冷酷無比の代官ではなく 人道的な配慮をしてるかのように書かれてる。 (ローマ帝国への配慮) 2.住民が殺人犯のバラバを釈放しろと言い、イエスを 処刑しろと言った事によりイエスが住民から嫌われて いた様に描いた。 (イエスを処刑したのは住民の要望に沿ったものだとし、 1と同様にローマ帝国に配慮した)
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キリスト教はローマ帝国内(ユダヤ人にとっては異教圏)で 発展しました。 だから、ローマ帝国の既存に合ったものになっていったのです。 宗教と民族の関係における影響は相互的で、 宗教はそれを受け入れた民族に大きな影響を与えますが、 宗教自体もその民族によって影響を被り変化します。
質問者からのお礼コメント
有難うございました。
お礼日時:1/23 22:18