日本は既にプルトニウムを50トン近くと既に大量に保有しています。核兵器を数千発も保有できる量です。
プルトニウムを保有することで、「必要に迫られれば、不本意ながら、短期間で核武装できる」という選択肢を他国に示す目的は十分に果たしています。
現に中国では、「日本は7日間で核兵器を作れる」という噂があり、日本に警戒感を持っています。アメリカでさえも、日本のプルトニウム保有量を疑問視しています。
使用済み核燃料から核材料を取り出し、融合、濃縮、増殖させるなどの技術は世界をリードしている。
日本には優秀なスパコンがありシミュレーションすることで実際に核実験しなくても開発できる技術がある。
核弾頭を飛ばすロケット技術については、宇宙ロケットをミサイルにそのまま転用すれば良く、ロケット技術も実績も既に世界有数。
材料も技術も既に有しており、足りないのは、核兵器を作ろうという意思だけです。今後、世界情勢が変わり、必要性に迫られれば、いつでもできる。少なくとも世界は日本をそう見ている。これは、既に日本は独自に核抑止力を得ているのと同じですよね。
だから、今更、核保有国のレッテルを貼られるような核兵器など持たず、日本は平和国家ですよと見た目のアピールを発信していた方が国益になるとの判断だと思います。