目薬の質問です。
目薬の質問です。 目の手術をしてから、 眼圧が上がりやすくなり、 もう4年くらい サンピロ点眼液2%を 1日4回、差しています。 別の手術で入院が長引き、 入院中に目薬がなくなり、 入院先で処方をお願いした所、 サンピロの4%しかないとの事。 目の手術をした先生に確認したら、 4%でも、今まで通りに 差して良いとの事でした。 その通り信じれば良いのですが、 濃度が倍もあるのに、 今まで通り差して良いものなのか、 そして、差していますが、 気持ちの問題なのか、 なんか強さを感じます。 専門家の方や、お詳しいかた、 これはさほど問題ない事なのか 教えて頂きたいです。
目の病気・75閲覧・100
ベストアンサー
サンピロ点眼液は、緑内障、診断または治療を目的とする縮瞳剤です。 4種類ありますが、濃度・PHは違います。 薬理 副交感神経を刺激することにより瞳孔括約筋が収縮し縮瞳が起こります。 同時に、毛様体筋も収縮し隅角が拡大、線維柱帯が開くことで 房水の流出が促進され、その結果、眼圧が下がります。 涙液のpHは一般的に7.0~7.4。 点眼薬は涙液のpHに近いほど不快感や刺激感は少なくなる。 刺激感の因子が関与。 涙液には緩衝性があり、 pHが多少異なった液を点眼しても大きな変化は発現しないが、 著しく異なったpHになると眼粘膜に刺激を与える。 眼粘膜に刺激のないpHの範囲は、4.8~8.5。 >>目の手術をした先生に確認したら、4%でも、今まで通りに 差して良いとの事でした。・・・ サンピロ点眼液:2%・4%点眼液のPHは、4・5~5・5 以内なので、 手術医師の指示どうり、点眼して良いと考えられます。 お大事に・・・ 薬剤師 サンピロ点眼液0.5%/サンピロ点眼液1%/サンピロ点眼液2% /サンピロ点眼液3%/サンピロ点眼液4%添付文書 https://www.info.pmda.go.jp/go/pack/1312701Q1063_1_04/ 禁忌(次の患者には投与しないこと) 2.1 虹彩炎の患者[縮瞳により虹彩の癒着を起こす可能性が あり、また炎症を悪化させるおそれがある。 ①サンピロ点眼液0.5% ②サンピロ点眼液1% pH 4.5~5.5 浸透圧比 1.2~1.4 ③★サンピロ点眼液2% 有効成分 1mL中 ピロカルピン塩酸塩 20mg pH 4.5~5.5 浸透圧比 1.1~1.3 性状 無色澄明、無菌水性点眼剤 ④サンピロ点眼液3% ⑤★サンピロ点眼液4% 有効成分 1mL中 ピロカルピン塩酸塩 40mg pH 4.4~5.4 浸透圧比 1.3~1.5 性状 無色澄明、無菌水性点眼剤 4. 効能・効果 緑内障、診断または治療を目的とする縮瞳 6. 用法・用量 ピロカルピン塩酸塩として、通常0.5~4%液を1日3~5回、 1回1~2滴宛点眼する。 重要な基本的注意 8.1 本剤の点眼後、縮瞳(暗黒感)又は調節痙攣が起こるので、 その症状が回復するまで機械類の操作や自動車等の運転には 従事させないよう注意すること。 8. 重要な基本的注意 8.1 本剤の点眼後、縮瞳(暗黒感)又は調節痙攣が起こるので、その症状が回復するまで機械類の操作や自動車等の運転には従事させないよう注意すること
ご回答、ありがとうございます! ご丁寧に細かく 助かります。 なるほど、そういう 原理なのですね。 すごく腑に落ち、納得。 安心しました。 いつも通り、 差そうと思います。
質問者からのお礼コメント
Ahoo!知恵袋さんも、親身になって頂き、ありがとうございました!私の不安を解消する、とても納得するご回答を頂いた方をベストアンサーに選ばせて頂きました。
お礼日時:1/26 11:39