消去されるという認識は少し違うんですが
普通はクリーンインストールする場合C:ドライブが破棄され
その時点で入っていたソフトもデータも無くなるんですが
ソフトやデータが消されているんじゃなくて、まず初期段階で
C:ドライブだったファイルシステムが破棄されています。
ですから、個人情報の管理上は
ファイルシステムが破棄されただけでデータ自体は
そのまま、もしくは部分的に残っている恐れがあるという状態で
ソフトは、部分的に残っていたりしても
稼働することはできないという状態になったりします。
その後、ファイルシステムの再作成が行われますが
通常はいわゆるクイックフォーマットが行われ
残滓は残るんですが…
OS環境がひととおり書き込まれることで
以前のOSが書かれていた部分はほぼ上書きで失われていて
その後から書き込まれた追加のソフトやデータ群については
まだ残滓が残っていたりする場合があります。
ですから、個人情報漏出を避けるためには
別途ゼロクリアなどを行なってからクリーンインストールするか
事後に空き容量を食いつぶすくらいの
巨大な個人情報などを含まないデータを書き込んだりする手があります。
(Windowsはcipherコマンドという手もあるといえばあります)
逆に、無くなると困るものはインストール手段の確保が必要で
よくダウンロード先が消えてて困る人がいたり
付属のMS Officeのインストールディスクを無くしていて
MS Office自体を失うことになったりもします。
それを避けるとしたら、クローン作成なども考えられますが
OSが異常をきたしていてクリーンインストールするという場合
クローン作成で残しておいて復旧するというわけにもいきません。
そういうわけで、買ってこなければならなくなったりしますが
WindowsやMS Officeはネット通販やオークションサイトなどで
不正な出品が多すぎて、安心して金を払えるほうがめずらしいと思います。
kakaku.comなどに紹介されているような価格を
MS Officeに支払う価値を感じないという場合は
普通にLibreOfficeのようなOSSのソフトに移行してしまうほうが
気楽に済む場合がありますし、別にサポート切れOSに固執しなくても
現行のLinux系OSに入れ替えた上で
Linux版のLibreOfficeを使うような選択肢も見えてきます。