ベストアンサー
悟りとは、「自分」が何ものであるのかが分かること、という言い方が最も適切です。悟りを開くと、「自分」は時間も形もなく、「空」というべきものであることが分かるのです。 そのためには、理性である程度のところまで行くことはできます。 例えば、「自分」の身体、「自分」の心、「自分」の顔、などというときの「自分」とは何でしょうか。「自分」の服というとき、「自分」と服が別々の存在であるように、「自分」は身体でもなく、心でもなく、顔でもないものということになります。どこにいるのでしょうか。 このあたりまでは、書籍等を読んでも書いてあります。しかし、理性で完全に理解することはできないでしょう。最終的には理性を超えて、体得するしかありません。 その方法としていくつかあるようです。有名なのは、上座部仏教のヴィパッサナー瞑想です。ほかにはラマナ・マハルシなどが説く、「真我探求」というものもあります。 ステファン・ボディアン著「今、目覚める」はお薦めです。
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