この動画に出てくるキャノンのオールドレンズ、CANON FL50㎜ F1.8Ⅱについての質問です。
この動画に出てくるキャノンのオールドレンズ、CANON FL50㎜ F1.8Ⅱについての質問です。 この動画中で固まって動かないと言っていたMとAを切り替えるリングのMとAとはレンズの何を指しているのですか?当時のレンズにオートフォーカスはないですよね。カメラとレンズとの電子接点もないようなので何を意味するのかわかりません。 https://youtu.be/cNDdv-oWqbE?t=401 この動画の6:42です。
ベストアンサー
Aはオート、Mはマニュアルです。 これは自動絞り、手動絞りを意味します。 既に当たり前過ぎて完全に死語になっていますが、一眼レフが登場した当時、この絞りが大きな問題だったのです。 当時のカメラ、レンズでは、絞りを設定したらファインダーが真っ暗になってしまったので、ピント合わせる時に絞りを開き、撮影する前に絞りを設定し直すという大変に煩わしい操作が必要だったのです。 コレを古い用語で「手動絞り」と言います。Mのポジションは、この手動絞りにするためのものです。 これでは余りに面倒だ…ということで、自動絞りが登場するのですが、これは絞りリングを幾つに設定しても、絞りは開放でファインダーは明るいままなので、何時でもピント合わせが出来、シャッターを切った時だけ自動的に設定値まで絞り込まれる…という今では当たり前のシステムです。 コレを使うときはAにする訳ですが、コレを使用するには、ボディ側も対応したものじゃないと使えず、自動絞り非対応ボディやベローズの様な連動機構を持っていないアクセサリーを使用する場合は、Mを使用することになります。 なのでオートとは言っても、自動露出なんかには関係ありません。自動露出に対応するポジションが付いたのは、71年のFDレンズからです。
1人がナイス!しています