フォークナーの「八月の光」光文社古典新訳文庫で質問です。

小説 | 文学、古典108閲覧

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語り手に関する注釈は、翻訳者による伏線で後で読み手にそれがわかるのではないかと思いました。 神ではなく、ジェファソン一円に住む人間の目線、バイロンやハイタワーにかなり近い人物のよう、しかしクリスマスの生い立ちを知っている人物で特定できないようどこかに韜晦しているのでは、それを黒原氏が「何者か」によるとしている。そんなミステリーのような感触を味わっています。 ハイタワーはリーナの出産によって一度は生まれ変わったのかと思いました。 しかし自宅の台所でクリスマスの惨殺を間近に見て、抜けがらのような思考に戻っているような印象です。 この小説は3度目です。 昨年光文社の新訳で読み始めて、従来の加島祥造訳と大きく違い、現代的な翻訳に戸惑って、最初の方で止まってしまいました。先月から再び読み始めて、大変良い訳だと思いました。ただ、新潮文庫の時と同じように、1ヶ月ほどかかってしまいました。