ベストアンサー
宇宙=無重力というのは違っています。宇宙はどこからなのか?というのは別として、無重力と言うのは重力が及ばない場所であって、ぷかぷか浮くというのとはまた違う現象です。 宇宙ステーションは地球サイズからすれば地球のすれすれを飛んでいるようなものだけど、中にいる人はぷかぷか浮いていますね。これは地球の重力が及ばなくなったからではなく、宇宙ステーションを作っている全てが、ある速度で地球を回ることによって、振り回されて宇宙のはるか彼方へ飛んで行ってしまおうとする力と、地球の引力によって、地球に引き戻されようとする力がつり合っているので、どちらに行くこともなくそこに留まっているからなんですね。宇宙ステーションも中にいるクルーも同じような力のつり合いの中にいるので、中にいるクルーがぷかぷか浮いて見えるのですね。石ころを紐で結んでぐるぐる回しているのと同じで、紐が地球の引力に相当します。手を離して引っ張る力がなくなると、石ころは吹っ飛んでいきますが、紐で引っ張っている限り、石ころは飛び出すこともないし、手の方へ引っ張られることもないのです。 そして月面での引力は、月のサイズや質量で求まるのですが、月面に降り立った人に対する地球の引力の影響はほとんどないですね。月は人間に比べればはるかに大きな質量を持っているので、地球の引力の影響が大きく、月は地球の周りを回っていられるのですね。これが地球の周りを回る宇宙ステーションと同じ運動です。
ID非公開さん
質問者2022/5/21 14:51
いわゆる慣性力みたいなやつですか? ということは地球の外に放り出されたとしても人が速度を持っていなかったら普通に地球に落ちてきてしまうのですか?
質問者からのお礼コメント
ありがとうございました。 やっぱり興味深いですね。宇宙について勉強してみたいと思いました。
お礼日時:5/21 15:37