物理の授業毎回寝ていた者でも理解できるように超弦理論解説してほしいです。 Wikipedia読んでみたんですが2行目で力尽きました。
物理の授業毎回寝ていた者でも理解できるように超弦理論解説してほしいです。 Wikipedia読んでみたんですが2行目で力尽きました。 Youtubeのゆっくり実況で、一つの式?ですべての物理法則を説明できる万能な理論で、解がたくさんあってその解の数だけ宇宙が存在する、的な説明を聞きました。 超弦理論はどんなことを言っているのか、何かすごい部分はあるのか、今までの物理学の考えに影響を与えたのか、そして超弦理論と関係性の深い理論?などあれば教えてほしいです。正確性はそこまで求めていません。求めたところで理解できません... 物理の授業寝なきゃよかったです。(寝たくて寝てたわけではありませんよ汗) あと、宇宙の仕組みはいずれ(人類が滅亡する前に)すべて解明されると思います??
ベストアンサー
弦理論と超弦理論があるので、その特徴について簡単に説明します。 1.弦理論と超弦理論(共通) 現在、根本となる素粒子が17種類くらい発見されています。大まかに分けて17種類ですが、電荷、カラー、反粒子など細かく分けると100種類を越えます。なぜ、こんなに種類が多いのか? もっと簡単に表されるのではないかということで考えられたのが弦理論です。素粒子を点ではなく1次元の弦と考え、弦の振動の仕方によっていろいろな種類の素粒子になるという考えです。 2.弦理論と超弦理論(共通) もう一つには、下の方々が言っているように、素粒子を弦と考えると特異点の問題が回避できるというメリットがあります。 3.超弦理論 ところが、普通に弦理論を考えると時空が26次元も必要であることが分かり、一時研究が下火になりました。ところが、超対称性という性質を組み込むと時空が10次元でもよいことが分かりました。10次元でも多いことは多いのですが、なんとかなりそうだと感じる人が多くて、大ブームとなりました。 4.超弦理論 この宇宙は高次元空間であり、その中に浮かぶ3次元のブレーンが我々の認識している宇宙だという説が提唱されました。2つのブレーンの衝突によってビッグバンが起こったと考える人もいて、エピキロティック宇宙論とかサイクリック宇宙論と呼ばれています。 なお、質問文にある「解がたくさんあってその解の数だけ宇宙が存在する」という話は超弦理論とは直接関係ないと思います。 そんなこんなで超弦理論は、一時期、非常にもてはやされましたが、肝心の超対称性粒子というものが一向に発見されないままでいます。この状態が続いているので、超弦理論ももはや崖っぷちではないかと言う人もいます。
1人がナイス!しています
さて、今日も多々良男爵が盛大にラッパを吹いているのでコメントしておきます。一応、最初の方は問題ないのですが、途中から徐々におかしくなっていくのが性質の悪いところです。 > しかし、本当に大きさがゼロ(無)になると質量もゼロになるはずですから → そんなことはありません。ニュートン力学の時代から、「質点」というのは大きさがゼロで質量を持つ点と考えられています。 > ブラックホールという天体は宇宙に存在できないとなってしまいます。 → 上の話が間違いなので、もちろんこれも間違いです。 > 計算式でこの世の最小単位(素粒子)を「球形」として考える事が間違っているのではないか? → 大きさのない点として考えるのが間違いであって、大きさのある「球形」ならば何の問題もありません。 (つづく)
質問者からのお礼コメント
皆様、非常に詳しくかつ可能な限り簡単に説明して下さり本当にありがとうございました。お陰様でギリギリ脳がパンクする程度で済みました。 皆さん全員ベストアンサーに選びたいのですが残念ながらできません。 私は学生でもなければ物理の知識が必要な立場の人間でもありません。 ですが物理に興味があり今回質問させていただきました。皆様のおかげでまた少し物理に対する興味が強くなりました。本当にありがとうございました
お礼日時:5/25 19:04