写真などがあるといいのですが おそらく、全損でしょう。 国産車のファミリーカーで 修理代が少なくとも100万といえば、 これはもはや全損と呼べる状態です。 修理代の見積もり額は、 修理会社と、よく話し合って 隅々まで、完璧に修理するよう改めて、依頼してください。 目的は、見積もり額を 低く見積もらせずに できるだけ高くすることです。 ただし必要な範囲内で、ですが。 なぜならそれがあなたの車の損害額として あなたに支払われるからです。 そのお金が、新しい次の車をかう資金になります。 理屈を説明します。 三年落ちフリードに対して保険会社では 車の価値を決めるための計算式があり、 それによって出てきた数字以上の金額は保証されません。 これはどこの保険会社でも同じ事をやっています。 つまり修理代が100万円を超えようとも 車の価値が75万円なら75万円しか支払われないのです。 車の価値を超える修理代は出ないのです。 たとえば100円のものを弁償するのに 1万円は払われませんよね。 100円のものは100円なのです。 しかし、保険会社が計算する車の価値と、 車の市場価格とが合ってないときがあります。 つまり保険会社ではあなたの車の価値は75万円という計算だったが 世の中の実情ではあなたの車の価値はそうじゃないよね、 という考え方です。 その根拠は集めることができます。 フリードを中古車サイトなどで検索すると 160万～300万超えまで 価格相場が出ています。 これはハイブリッドか、ガソリン車か、 グレードや装備や車体の色、走行距離など様々なので あなたのフリードの年式 グレード、車体の色 走行距離、などの条件と 同じ条件で、絞り込んでください。 いわゆるあなたの車と ほとんど同じといっていいフリードの 市場価格を調査するのです。 できるだけ台数が多い方がいいです。 そして可能であれば印刷するなどしてリスト化してください。 その平均額が、あなたの車の価値であり、たとえばそれが100万円だったとしましょう、 そしたら保険会社が75万円と言った事に対して いや、私のフリードの市場価値はこの通り、100万円です、 補償額は100万円を要求します、 という交渉を行えるわけです。 保険会社の人もサラリーマンですから 根拠のない一方的な要求には応えられませんが 要求額に根拠があれば良いわけです。 このような手法は、 保険会社との交渉ではよく知られている方法です。 ここで重要なのは 修理代とはまさに修理代であり、 たとえば20万円くらいの古い中古車があったとしましょう。 事故で修理代が50万円になったとすると それには20万円しか補償されないのです。 20万円の車は20万円の価値なので 車の価値を超える修理代は どこの保険会社であっても出せないのです。 なぜなら保険金は加入者から集めたお金であり 保険会社とは、その価値に対して弁償する代行者ですから あなたが支払った保険料が どこかの他人の20万円の価値の車に対して 50万円の支払いとして使われていたら おかしいですよね。