「映像の世紀 バタフライエフェクト」をみて疑問に思ったことがあります。

世界史 | 国際情勢581閲覧

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ユダヤ人が地主から高い金で土地を買って、アラブ人の小作人は何も知らされず強制的に追い出したのが原因の一つでしょう。

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もちろん7世紀に神殿が作られて以来、アラブ人にとってもエルサレムは大切な場所です。 ただエルサレムが、というより中東そのものがアラーの活躍した舞台だから全て自分達のものだという意識がアラブ人にはあります。 つまりイスラエルに限らず中東にアラブ人以外の国が存在すること自体が許せないのだと思います。 「昔住んでたと言って追い出された」みたいな事を言う人もいますが、パレスチナ問題が起きるまでパレスチナは国家として成立した歴史の無い地域です。 常にどこかに支配されて存在していた場所ですし、現地に住んでいたのは転々としていた人もまた多かった地域です。 ユダヤ人が建国を具体的に言い出したのも長年支配していたオスマントルコ帝国が支配権を放棄したタイミングです。 ユダヤ人はこのパレスチナという地域においてアラブ人から土地を購入して移住し民族自決の行為によって建国を行いました。 だから例えば日本という国家に突然やって来てどこかを長年不法占拠して住み着き、「ここは俺達の国だ!」と言った訳ではありません。 国連が出した二国分割案も数字上はイスラエルの方が大きかったものの、これは人の住めない土地とされてきた広大なネゲブ砂漠がイスラエルに入っていたからであり、またパレスチナ人99%のパレスチナに対してイスラエルは1/3が他民族という構成です。 むしろ国の形としてはイスラエルはエルサレムを挟んで上下に分断された歪な形となっています。 そもそもイギリスがアラブ人と約束した「アラブ人の国にする」と言った範囲にもイスラエルとなった場所はほぼ入っておらず、その前にイギリスはパレスチナの東半分をアラブ人の国としてヨルダンを建国させています。 残ったパレスチナを更に分けての両国建国案でしたが、それでもアラブ人は「全て自分達のもの」と言ってパレスチナは建国せず、イスラエル建国の次の日に一斉に攻め込んでます。 この中東戦争はイスラエルが勝利したものの、国連による委任統治となるはずだったエルサレムはアラブ人が占領してしまったため、イスラエルにも不満が大きく残って以降の争いに繋がっています。 つまり日本でよく言われている ・ユダヤ人が突然やって来てパレスチナ人を追い出して強引に建国した ・ユダヤ人に有利な分割案だったから不満だった ・イギリスが悪い これは全てアラブ側のみの主張、パレスチナ寄りの考えであって冷静に見ると疑問点が次々と出てきます。 ユダヤ人の主張やインタビューが一切報道されないのは個人的にはとても不思議ですし、質問者さんの様にふと冷静に問題を考えた時に疑問が出てしまうのは当然だと思います。

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現地人からすれば聖地がどうのとか関係ありません。 ◆パレスチナ人の視点 あなたが日本人で日本に住んでいるとします。 いきなり中国軍が「お前の家と土地は古くは中華文明圏の土地である。ゆえにお前は不法占拠者だ。ただちに処刑する」とある日を境にいきなりやってくるのです。 しかも欧米がそれを応援して、誰もあなたを助けてくれません。戦争により、日本は中国のものとされ、国際的に認知され、あなたは難民として中国軍の収容キャンプで水もない生活を強いられます。 これがパレスチナ人(アラブ人)から見たイスラエルです。相手が合法の暴力を使うのに、こちらは何もできず死を待つのみ。そこに過激派組織があなたを保護したら、誰でもその過激派組織を応援するでしょう。 ◆アラブ人の視点 そしてパレスチナ以外のアラブ人連合はこれとは思惑が違います。ある日突然、台湾が中国に占領された。それを欧米が応援している。そんなとき日本含む東南アジアが台湾救済に軍事行動を起こした。これが中東戦争です。 正直、台湾人の運命がどうでもいいように、アラブ人はパレスチナ人の運命などどうてもよくありました。台湾の次は沖縄、九州と占領地を広げていくように、周囲を軍事的に抑えていくヤバイ国イスラエルが怖くて、一致団結してこれを排除しようとしたのが中東戦争です。 しかしイスラエルはアメリカの軍事支援を受けており無敵で、アラブ連合はアメリカに支配されていき、アメリカと敵対するよりアメリカに恭順したほうが経済的にも得。少なくとも戦争していいことはない。といい、イスラエルも「パレスチナ人はいじめるけど、それ以外のアラブには手出ししない」と暗に約束したので、手を引きました。 自国利益最優先です。利益にかなうなら救済を大義名分に戦います。今のウクライナがそうですね。ウクライナを救うと言って募金させて懐にカネを納めてるような感じです。 この戦争は宗教戦争ではありません。政治的・経済的利益を求めたうえで大義名分に宗教問題があっただけです。 ◆イスラエルの国情 イスラエルは宗教国家ではないし、民主主義国家です。アメリカが理想とする世界最高峰の民主主義国家ということになっています。 なので実はイスラム教徒のイスラエル人もいます。民主主義国家なので、信教は自由です。イスラエル国籍を持つイスラム教徒も当然いるし、認められています。なので事実上ユダヤ教徒の国かもしれませんが、建前では宗教は無関係で、自由な信教が許されています。 宗教国家というのは、宗教が国と完全に結びついていて、宗教の制度が国の制度であり、国の行政トップが宗教によって決められていたりする場合です。 ◆聖地は他にあるけどどうなのか 聖地とは複数あるから他でいい。というものではありません。例えばアニメやアイドルなんかの聖地で「ここに●●が座った椅子」みたいなのがあったとして、見た目が悪いからと撤去したとします。 それにファンが怒った時、行政が「別にこんな椅子なんて無くしたところで、他にもロケ地はあるじゃん」というようなものです。 イスラムの聖地はそれぞれ、ムハンマドが●●をした場所、みたいな感じで聖地になっています。他にあるからいいじゃん。というわけでもないのです。 もっとも、戦争までする理由は宗教ではなく政治経済の問題です。 古くは十字軍の聖地奪還すらそうです。あれは一切宗教問題は関係ありません。ただ大義名分で強盗殺人をしたい人が集まった旗印として使われたのが宗教問題でした。 本気で宗教を理由に殺し合いを始めた人たちってそう多くないです。

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>ユダヤ人やアラブ人の人々が自分たちの国家を作りたがり ロレンスの関わった第一次世界大戦における中東工作(スルタンカリフとしてムスリムに君臨するオスマントルコからの離反)では、いちおうアラブ人たちの民族国家をちゃんと拵えてもいますからねえ。 サウジアラビアはイブン・サウドの統一によって、文字どおりサウド家のアラビア(アラブ人の地)になりました。 その番組は見てないのですが、その手の図式の解説としてよくあるのが英仏は二枚舌でアラブ人を騙したどうこうってのが常です(あるいはそういう説明がなくても自然と視聴者の理解にバイアスが入っている)。 もちろん英仏は国益のためにあくどいこともやっていますが、だからって完全に反故にしたわけでもないのです。 だから、第一次世界大戦の後には欧米の植民地・保護国は独立を始めているわけで、もちろんイスラエル建国よりずっと前です。 なので「アラブ人の人々が自分たちの国家を作りたがり」も叶ってはいるのです。 エルサレム、エルサレムを巡る問題は、第二次世界大戦後のユダヤ人へのホロコーストを経ての民族自決権を基底にした解決策でしたが、パレスチナ人にしたら2000年も前の証文を持ち出されても憤るしかないわけです。 もちろんこんな横車が通るのは、そこがかつての英仏の植民地だったため”無理”が利いたって経緯がありますので、よけいに欧米への感情が拗れるわけですよ(一般には、それ以前にはエルサレムで仲よく、それぞれの聖地を拝んでいたとされます)。 メッカを独占するサウド家への反感があるのも同様で、宗主国の都合で決まった権益となっているからです。 >「宗教国家」と調べるとwikipediaにイスラエルがありませんが 仮に100%ユダヤ教徒の国だろうが(日本だって型式的にはほぼ100%の国民がどこかの神社の氏子ですし、元首とする天皇は神道の祭祀者です)、国家の運営が近代法理によって行われており(簡単にいえば民選制度と立法府・行政府・司法府)、宗教によって営まれる要素がないのであれば、それは宗教国家ではないです (為念ですが、宗教国家であっても異教徒も容認されるのが現代では通例で、しばしばマイノリティ宗派にも権利をあたえています)