話し合いで、全員合意する事が好きだからです。
理由は、単一民族だからとか、島国だからとか、
農耕社会だからとか、いろいろ言われていて、
真偽はなかなか分かりませんが、実際として、
強引に物事を決めるリーダーより、
沢山の意見の、ちょうど真ん中のところに落ち着くような、
調整能力の高いリーダーを求めてしまうのです。
だから、平安時代の貴族の政治は、お祈りをするだけで、
何も決めない政治が400年も続いたのです。
武士の時代になっても、戦争が収まって平和になると、
幕府は常に、合議制で物事を決めようとしました。