早明浦ダムの運用についての疑問です。
早明浦ダムの運用についての疑問です。 今年は空梅雨で、2022年6月25日現在で早明浦ダムの貯水率は36%ほどしかありません。8月ならいざ知らす、まだ6月だというのに、すでに取水制限を行っているという状況です。 それで、同日、久しぶりにまとまった雨が降りました。ただし、天気予報によると今後2週間程まとまった雨はあまり望めないような状況です。 雨が降り始め、早明浦ダムへの流入量も着実に上がり始めた矢先、放流量も増やして、せっかくダムに入って来る水を全て流してしまいました。放流は流入がほぼゼロになる翌朝まで続きました。 下流域にもしっかりと降水があったようですので、下流域が干上がるから放流したとも考えにくいです。いったいどういうことなんでしょうか? どなたか詳しい方がいらっしゃいましたら、ご回答のほど宜しくお願い致します。
ベストアンサー
吉野川水系では早明浦ダムの下流の中流域に位置する池田ダムが農業用水、飲料水、工業用水、発電、流域の漁業維持の水量などの多目的な機能を行っています。 早明浦ダムはこの下流に位置する池田ダムの貯水量を保つための二次的な役割の貯水ダムです。現時点では早明浦ダムが干上がる危険性が少ないとの判断で、下流の池田ダムの機能を優先した貯水量の調整だと思います。
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質問者からのお礼コメント
論理的で非常に分かりやすく納得できるご回答でした。どうもありがとうございました。
お礼日時:6/26 21:15