ひとまず、移動した先のコンセント／ACタップを疑って、他のコンセント／ACタップで音出ししてみてください。 ちょくちょく、ACタップの不良でそうなることがあります。 また、スピーカーケーブルの取付ミスの可能性もあります。 もう一度、スピーカーケーブルの取付を確認してみてください。 また、全てのソース（CDもMDもチューナーも）で同じように異常が発生していますか？ 例えば、CDのみで発生するといった場合、内部のCD部のみの故障という可能性もあります。 もし、全てのソースで発生しているならアンプ部やコントロール部の故障ということになるでしょう。 さて、基本的には素人修理は無理に近いと思いますが、とりあえず、分解については以下が参考になるでしょう。 https://www.youtube.com/watch?v=abxWgoWjGNU https://nicojunk.exblog.jp/13866861/ 他にも、「FR-155GX 修理」で検索するといくつかのサイトがヒットします。 この機種に限らずですが、この手のミニコンはCD部が弱く、その修理を行っている例が大半です。 それ以外、アンプ部やコントロール部が故障している場合には、その膨大な部品の中で何が故障しているのかを特定して修理しなければなりません。 まれに、コンデンサの上面に液漏れがあれば、それを交換して直る場合もありますし、あからさまなハンダクラックがあれば手直しして直る場合もあります。 また、内部のコネクタの抜き差しで接触不良が解消して直ったという例もあります。 ただし、そのように簡単に直ることはごく少なく、それなりの専門知識がなければ故障個所の特定は無理です。 そもそも、この手の修理／メンテナンスの経験がないと、分解して元に戻せないことも多々あります。 そうした意味では、素人修理は余りお勧めしません。 さて、オーディオ機器の中で一番音色に影響を与えるコンポーネントは何かといえばスピーカーです。 このコンポでもスピーカーが8割方の音質／音の方向を決めていると言っていいでしょう。 修理を試みるより、新しいコンポを購入して、このスピーカーを繋いで使ったほうが手間がありません。 以下、現行のミニコンの一例です。 https://kakaku.com/kaden/mini-system/itemlist.aspx?pdf_Spec101=1,3&pdf_so=p1 残念なことに、今はMDが消滅していますので付いていません。 そこは我慢して、こうした中からお財布に合わせて購入されてはいかがでしょう？ スピーカーがセットのものは、添付のスピーカーを外して付け替えになるので多少はもったいない感じにはなりますが。 また最近は、PCを中心に据えて、PCにUSB DACを繋ぎアンプを繋いで使うPCオーディオといった使い方もあります。 スピーカーとPCがあれば、安いものだと2万円程度からはじめられますので、ご興味があれば「PCオーディオ」でネット検索してみてください。 以下、一例です。 https://www.jazz.co.jp/pcaudio/