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田原町のケンカ凧の場合、次のようなものが使用されている。 「糸には、凧本体から100m程度の所まで、ナンキンと呼ばれるガラスの粉がぬりつけてあり、その部分を相手の凧糸にこすりつけ糸を切るのである。 糸は、昔ながらの大麻糸で高価な指先撚方で製造された物を使用する。それは、ほとんど伸びることがなく、田原凧を手元の操作で瞬時に方向を変えるためにも無くてはならない、まさに生命線ともいえる重要な物である。」 浜松のケンカ凧で使う糸も麻糸で、町内間の公正を期すため浜松まつり会館が独占販売している。 三条では 「凧揚げの糸は、小さな凧は綿糸(一般に呼ばれてる凧糸)、大きな凧は麻糸 である。大凧合戦は麻糸を使用する事と、定められている。 麻糸はアカツマの糸が最高とされている。麻の産地の名とのことであるが茨城、群馬、 松本平などの説があり、どこなのか判明しない。」 ・・・綿糸とは焼き豚を縛り上げている糸(紐)のことだ。 また、より強度な糸を求めて、釣り用の糸を転用するマニアな人もいる。 洋凧では、スペクトララインと言われるものや、ダクロン(ポリエステル)製の撚り糸が使用される。 スペクトラ繊維の芯をダクロン繊維で被覆した高級品もある。 下で狂人が「凧糸として使われる糸を大きく分けると、撚り糸(よりいと)と組紐に分かれます」などと言っているが、組紐は絡まりにくいため主に連凧の連結に使う。 釣り用の糸(不撚繊維)を除き、タコ糸はほとんど「撚り糸」だ。また連凧の連結に使用するようなものを分ける意味で、凧本体を上空に揚げる糸を「揚げ糸」とも言う。これは釣りで言えば「ミチ糸」にあたる部分だ。
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質問者からのお礼コメント
ありがとうございます。またお願いします。
お礼日時:2009/5/27 20:45