昭和50年代、猪木の体重は僅か102キロ、ジュニアヘビー級並みでした。
昭和50年代、猪木の体重は僅か102キロ、ジュニアヘビー級並みでした。 でも、デイックマードックにはいつもフォール勝ちだったし、全盛期のアンドレ、ホーガン、ブロディと互角に闘っていた。50年代にハーリーレイス、テリーファンクとの対決が実現していれば、確実に猪木のフォール勝ちだったでしょう。 どうして猪木はこんなに強かったのでしょうか。 体格がプロレスラーというよりも総合格闘技の選手みたいだったということと、投げ技、打撃技、関節技、絞め技、押さえ込み技と数多くの決め技の持ち主だったことが理由になるのでしょうか。 体重が少ないことは猪木にとってはハンデになっていなかったのでしょうか。まあ、身長はハンセンと変わらなかったようですし、ブッチャーより長身でしたけど。
マードックあたりと引き分けているようでは、プロレスが興行として成り立たないから必勝する必要があったのでしょう。 でも、勝つことに説得力がなければファンはついてこないから、猪木にはそれだけの実力とカリスマ性があったはず。