どの様に、どういう形状にしようと思われていますか?
一般的には、走行に伴う床下への空気流入を遮る様に設置する物ですから、そのセオリーに則っていれば良いと考えるんですが。(だからリアは疑問)
最近の車は軒並みサイドシルの後部、後輪の前に小さな樹脂製リップを装着して来ています。これはフォーミュラカーにおける空力の数々の試行から、回転するタイヤ周りの気流は静止状態とは大きく違い、回転する前側には密度高い空気溜まりが生じている事が判って、それを生じさせない、床下中心方向に流入させない事が空気抵抗減に効くという知見に応じた物です。
市販車で後輪前対策を初めて判る形にしたのは968だったと思いますが、968ではサイドシルから後輪フェンダー前側に掛けてを盛り上げる様にしたデザインでしたが、これだと外見を大きく左右してしまう。ので、随分と後に成りましたが床下に樹脂製リップをねじ止めする事が一般化したのだろう、と考察しています。
空力は、某ヨタ等は随分と細かい所に迄、手と配慮が及んでいます。クラウンでもトランクの後端が僅かにキックUpしていたり、テールランプの側面側に楕円状の盛り上がりを数個付けてボルテックスジェネレーターにしていたり。(綺麗に剥離させて側面から後部に巻き込ませない)
ボルテックスジェネレーターはドアミラーの側面、Aピラーと向き合う部分にも付けられていたりします。(風切音対策か?)
純正で付いてるスカート類は、この様な木目細かな考察と実験の積み重ねの結果ですから、重量増にバランス低下、を良く良く考えるべきかと思います。