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2022/11/21 8:21

44回答

高砂駅の脱線って運転士が車庫を間違えたのが発端らしいですが、電車って線路の切り替え通りに進むことしかできないのではないですか? その場で運転士がどっちに進むか決められるんですか?

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回答(4件)

実は、支線とか、いわゆる車庫の構内などの場合は、運転士の方から進路を要求して、コンピューター制御の機械装置がポイント(分岐器)を動かして進路構成するものがあるのです。 そしてポイントの切換が完了すると、信号機に付属した「進路表示器」に、線路がどこに切り替っているかが表示されます。 これを運転士が確認して、正しい進路に切換わっていれば、あとは信号に従って進んでゆくことになるのです。 また、運転士が進路をリクエストする場合にしろ、信号係などの、他の係員がポイントを切換える場合にしろ、運転士はあらかじめ指定された方向と違う方向にポイントが切換わっていた場合は、運転士は必ず信号機の手前で停止して、正しい進路構成を要求しなければなりません。 つまり運転士は、ただ闇雲にポイントが切換わっている方向に進んではいけないのです。 しかし先日の京成高砂の事故の場合は、運転士がこの進路確認を怠り、誤った進路に入れてしまったのが事故の前段でした。 なおポイントは、そのセクション(区間)に車両が居るときは、決して転換できないように出来ています。 また、ポイントが動いている時間は、関係する信号は全部「赤」で、どの方向からも車両が入ってはならないことになります。 しかし、特にポイントの切換がコンピューターで制御された方式の場合、電車が通り過ぎると、次のリクエストのために、直ぐにポイントが切換わるわけです。 とは言っても、ポイントが切換わるときは、モーターが何十回転もして、 解錠→トングレール*の方向の切換え→鎖錠 という一連の動作のため、数秒かかります。 そして、先日の京成高砂の事故の場合は、運転士が規則を無視して独断ですぐに車両をバックさせたため、ちょうどポイント切換のモーションの最中に車両がバックで戻って来てしまったのです。 このタイミングが悪いとポイントは鎖錠が不可で、切換が完了するまで動いてしまいます。 そのため、後ろの台車は右側に、前の台車は左側にと、別々の線路を進んでしまって脱線してしまったのです。(元運転士)

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いいえ ポイントの切替は地上側の管理で、運転士が操作することは出来ないほうが一般的です 今回の事故は分岐する方向を間違えたのではなく、合流するときに自分の側に切り替わっていないものを信号無視などで無理やり進入してしまい、誤進入に気づいて司令に無断でバックしたため、ポイントが別の方向に向いていたので列車の一部が別方向に進むことになってしまい、脱線したということのようです Yの字で言えば下から上に進んでいるのではなく、左上から、右側が開通している所を無理やり下に向かって進み、一部の車両がポイントを壊しながら合流または脱線し、もとに戻ろうとしたときにポイントが右向きになっているためにポイントを乗り越えた車両が右側に進んでしまったイメージです なお、列車がポイントを通過中はポイントの切替はできないようになっています つまり、最初から自分の側が開通しておらず、別のムキになっていたポイントに無理やり進入したことが直接の原因だと考えられます 列車がポイント上にあるときのポイントの切替はとても危険で第事故の直接の原因となります 西成線列車転覆火災事故が有名ですが、営業列車が通貨中のポイントを係員が不正操作したために列車が転覆して出荷し189名もの死者を出したことがあります これ以後、列車が通貨中はポイントが切り替えられないように安全対策が施されています

今挙がっている情報から推測するに、 ①所定と違う番線に入ったことに運転士が気付き停車(この時おそらく最後尾車両がポイント上で停車) ②運転士がエンド交換せずに退行運転にて無断で後退(←これが重大な規律違反) ③後退し始めた時には、ポイントが違う方向に転換しており乗り上げ脱線 の流れかと。

主様が考えておられる進行方向とは逆です 自車が今いる線路が閉じているのです