ブルドッグではなく、「ブルドック」です。 メーカーの前身は「三澤屋食品」という、 食品の卸売業を主力とする企業でした。 しかし1905年にそれまで輸入に頼っていた ソース類の製造を始め、その時商標として、 ブルドッグを同時採用したのだそうです。 ソースの製造を始める5年程前に、 ブルドッグを飼うのが上流階級を中心に、 流行していたそうで、ブルドッグ同様、 ソースもご愛用いただきたい……との事で、 創業者が商標に選んだのだとか。 なお、ブルドッグだと濁音が連続して、 語感が悪いと創業者が判断したそうで、 「ブルドック」と語尾が濁らない呼び方を、 あえて選択したとも聞いています。