基本は、法律上はキャンセルは出来ます。ただ契約はそれと同時に相手の信頼を裏切らないように誠意をもって行動することとした信義誠実の原則に従って行動することになります。ですから、例えば他にいい物件があったからそちらに鞍替えということ自体が、相手の信頼を裏切る行為になるわけです。それと相手は貴方が契約をしないことによって、それまでの営業活動を取り戻す必要があります。契約機会を損失したことになります。ですから法律がどうの前にちゃんと自身の意思決定をされて申込をされたほうがいいです。結婚で言えば、申込というのはすでに婚約をしている状態なわけです。契約機会を損失したことや、すでに準備した物品やサービスの内容を理由に、違約金を請求されることもあります。ですから、つまりはやむなくキャンセルすること自体はできるが、ただでは済まない可能性もあるということです。