私はフットコントローラーに糸切り機能が付いているものを使っていたことがありますが、手元のボタンでもできますので、その操作は「使う人の好み」だと思います。 足の操作、手の操作、どちらも慣れの問題だと思います。 私は手元操作の方が好きだったので、フットコントローラーの糸切り機能は殺して使っていました。 ただし、他の方のコメントの通り音が大きいですね。「ガッチャン！」という感じで、夜なべ仕事の時は「ご、ごめん、大きな音出して〜」と言った感じですよ。 あと、ミシン修理屋さん曰く「糸切り機能は６０番糸までにしてください、３０番糸では使わないでくださいね、調整が狂います」との事でした。 他の方もコメントされていますが、布ギリギリで切れるのではなく１〜１.５センチ糸が残った状態でカットされます。 これは仕方ない事だと思いますので、後で自分で糸切り鋏でチョキチョキします。 ただし、その程度糸が残っていても気にしなければ、本当に縫ってガチャンと切って、次の工程に進めますね。時短、便利だと思います。 結局のところ、私は１点もの制作なので作るのを焦らないようにしているので、縫い始め縫い終わりを確認しながら、糸は上下とも１０センチくらい引き出して縫い始め、縫い終わりも同様に１０セントほど引き出してその場で布ギリギリにカットしています。 これをやるには糸を緩めるために、足（ひざ）で押さえ金の上下をする「ひざ押さえレバー」を使います。私的にはこのレバーの方が縫製上は便利だと思います。 また、糸切り鋏は度々使うのでミシンにマグネットをつけてそこにピタッとくっつけるように自分の動作を慣らしました。使ったらいつも糸切り鋏はマグネットにつけるという習慣づけで「あれ？ハサミ、どこだ？」がなくなりました。 余談ですが、糸を切ることに関してですが、先輩方には糸切り鋏を持ったまま（目打ちと兼用する）縫製する方や、すごい仕事量なのに糸は糸切り鋏で切る方や、ハサミを首から下げている人、ミシンの台にポケットをつけて即そのポケットに入れる人など色々でびっくりでした。 質問者様がゆっくり丁寧に作るのが好みなのか、ある程度の仕事量をこなすのかにもよるかと思います。 フットも手元もどちらも便利ですが、付いていても結局どちらも使わない人（私）もいます。悪しからず・・・