どんなもので洗おうとしていますか？ 水道水をホースでジャージャー掛けながら古歯ブラシで入念に擦り洗いすると、まあまあ黒い粉のような汚れは落ちそうではあります。 ですが乾くと汚い黒ずみはやはり顕著に残るでしょうね。 その点を気にしないのであれば後はブレーキ制動力の回復作業です。 走行開始から2年とあります。 この際ブレーキの摩擦ゴム（ブレーキシューと言います、300円くらいです）を交換して摩擦係数（摩擦の効果度合いです）を取り戻したらフィーリング向上が見込めますよ。 このゴムの摩擦粉が例の黒ずみ汚れの元凶であり、偏摩耗はブレーキ力低下の原因となります。 そのシュー交換自体は左程の難度ではないのですが、交換と同時に行わねばならない取り付け位置調整（タイヤ側リムとの接触タッチの微調整）が思いの外に難しい。 なのでブレーキシュー交換は自転車ショップにお願いしてはどうでしょう。 標準工賃はあさひの工賃表で770円です。 その作業依頼時に、ブレーキ周りの例の黒ずみ汚れの清掃をお願いするのです。 ① シューを取り外した状態で行うから作業性が良い。 ② シュー面に油を付けてしまう恐れがない。 ③ ショップには汚れ落としのケミカル剤などがある。 ④ リム面の摩耗痕を修正するゴム砥石という工具もある。 ⑤ なにより豊富な経験を持っている。 この追加作業の分をどれくらいに算出するかはケースバーケースなので標準はありません。 作業発注時によく話して概算見積もりを貰いましょう。 回答者の目論見では、オール込み2,500円以下で驚くほど素敵なブレーキフィーリングが戻ると思います。