結婚年次別にみた､恋愛結婚・見合い結婚構成の推移 https://www.ipss.go.jp/ps-doukou/j/doukou15/gaiyou15html/NFS15G_html06.html 1970年には恋愛結婚の方が多くなっています。 クリスマス（25日）が当時の女性の結婚適齢期と同じだったのを揶揄してクリスマスの売れ残りケーキのように社会的にその婚期を逃さないよう女性自身が焦っていたのが1980年代前半（バブル前）頃までの世相。 1985年に男女雇用機会均等法が成立し女性の社会進出を促進すると共にバブル絶頂期の1989年にはこのようなＣＭが放送されるようになります。 '89-90 サリダ & とらばーゆCM集 https://youtu.be/qbwcXh7XnnY 女性が一般男性と同じ仕事をするようになると女性の初婚年齢が上がっていきました。 山口智子主演のフジテレビドラマ1994年の「29歳のクリスマス」という有名なドラマがあります。 これは30歳がボーダーラインになっていて女性は30歳までには結婚したいという世相になっています。 そこから、「日付だって31までしかないんだから」というセリフがあったのは何のドラマだったかな？ 深津絵里主演の2005年の「スローダンス」だったかな。 2000年代になってくると独身貴族というか結婚するしないも個人の自由みたいな世相感が漂っていたように記憶しています。 オタクという言葉が市民権を得るのも2005年頃だったと思います。 自由に自分の趣味を楽しむ人が増えて結婚よりも趣味を優先する人が堂々と公言できる世の中になった事により自分の年齢と結婚したい年齢に対して焦る人は減ったように思われます。 ただ、この2000年代はロストジェネレーション（就職氷河期世代）が20代になっていて、女性の結婚相手に求める希望年収と現実の同世代男性の年収の乖離が激しくなっていて、女性の結婚相手に求めるハードルが高くなっていた事もあって、「結婚したい」というより「理想の相手がいたら結婚したい」というような心情の変化も垣間見れます。