質問者さんは、小学生の頃から算数・数学が苦手ではないでしょうか?
算数・数学は積み重ねの学問です。
数学が苦手な人は、その単元の基礎問題だけを基礎と思い込んでいることがありますが、
数学の基礎は、それまでの算数・数学の授業内容すべてです。
高校数学の基礎は中学数学で、中学数学の基礎は小学校算数です。
各学年の授業は、過去の授業内容がすべて完璧に理解できている前提で進められていきます。
算数・数学で、わからない問題で躓いたなら、その基礎となる過去の内容を身に付けていないと言うことです。
国語で例えるなら、前の学年で習っておくべき慣用句の意味を覚えないまま、その慣用句が使われている文章問題を読もうとしているようなものです。
基礎は「小学校で習った漢字は、見ただけで読める・書ける」のと同じくらいに
「過去の単元の教科書レベルの基礎問題は、見ただけで解法が思いつく・解ける」になるまで
繰り返す習慣にして身に付けましょう。
「前回は10分で3問解けた。今回は10分で4問解けた。次回は10分で5問解けるかやってみよう」など
今の質問者さんが、簡単と思える内容を早く正確にできるようにする練習をお勧めします。
基礎問題を見ただけで解法が思いつく・解けるレベルになると、
テスト時間内で解いた問題の検算をしたり、捨て問に挑戦する余裕ができたりします。
数学の勉強は「何時間やったか」ではなく「学んだ知識を何回使ったか」です。
数学の勉強は、言葉を聞いたり読んだりして理解するだけでは不十分です。
理解した内容を自分で何度も使って、その経験を身に付けるものです。
自転車の乗り方を本で読んで言葉を覚えても、
自分で自転車をこぐ練習をしなければ、自転車の乗り方が身に付かないのと同じです。
一度にまとめてやっても身に付きません。
数学の勉強は、毎日、自力で、短時間です。
がんばってください。