文系でしかも人文学系で国際文化系との事。ともかく文系では先生と違うテーマで卒論を書いても構いません。ある程度、ゼミの先生とか対象が似た専攻の先生にお願いする事になります。またその先生と意思疎通・コミュニケーションがうまく取れているのが大事です。 アメリカの税制や財政、社会保障について卒論を書きたいとの事。かなり社会科学的なテーマですが、文系の融通無碍な所で、歴史学系の先生方でも大丈夫だと思いますよ。 アメリカの税制も財政も予算も或いは社会保障諸制度もアメリカの歴史と切り離す事はできません。アメリカと言う国はイギリスの清教徒達が信仰の自由を求めてアメリカ大陸に新天地を求めて辿り着いた処から始まる国です。その政治や法制や歴史を学び、これを調べないとその税制も財政も諸政策についても書けません。 アメリカの独立革命に関する歴史や政治を学ぶ中から論点が定まるでしょう。また合衆国憲法にその税制も財政も社会政策についてもアメリカらしいアメリカをしてアメリカ足らしめている特徴が見えてくるはずだと思います。 ともかくも歴史学系の先生方でそれはフォローできると思います。文系は全くの専門ではなくても卒論指導できますので心配はいりません。共感できる先生にお願いすればいいと思います。またゼミを選ぶ時にそれを選択するといいですよ。また講義の後などに質問に行ってもいいですね。