飛距離を求めたいキャスティングは張りがあり過ぎると邪魔になり、糸鳴りや厚塗りマスカラのように粉吹きも気になりますのでそれ用のコーティングないし製法は考えられてると思います 強度的に申し分ないサンラインキャストアウェイとかユニチカのシルバースレッド等の製品はコーティングが剥げてくると糸鳴りが気になって仕方なかったです 似たような張りのある系統ではシマノはシマノバッジをつけたら売れると思ってパワープロ社を買収して失敗した例もありもあります PEはそう言う物だと言えばそうなんですが、東レのシーバスPEやよつあみのGsoul（ツルッとしっとり系）なんかはしなやかなラインでキャストフィールは良いです 単純に柔らかいのは風の影響やゆる巻きのトラブルなどがあり単純な強さ以外にアングラーが求める多様さもあるので様々な製品が存在しています 重いジグを使うバーチカルなジギング用だと細かい糸鳴りやしなやかさやツルツル感は大きな問題ではなく適度な張りがスプール離れを良くします 早く落としたいのでもちろん少しでも滑りが良いに越したことはありませんがキャスティング用ほどの味付けにはなっていないと言う意味です 強度はどちらも安心できるくらいには必要ですが、原糸を太くしキャスティング用ほど下手にMAX強度表記をしてない（嘘をついてない表記）をしている印象です 表記的に解りやすいのがサンラインの製品で、HG-PE・HQ-PEその他目的をもって製造されたのが説明を読めば解ります 一定水準を満たしていればジギングラインの細糸をショアキャスティングに使う事も普通に出来ますが、拘る人用に細分化されてます 違いが無いのならフロロで有名なシーガーのグランドマックスやサンラインのブラックストリームなんかは不要って話ですよね