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「拝見させてくださいますでしょうか」は文法的に正しいですか。

補足

「拝見させていただけますか」は二重敬語になってしまうため文法的に間違いです。

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回答(6件)

>「拝見させてくださいますでしょうか」 >「拝見させていただけますか」 どちらも「二重敬語」ではありません。 前者は、謙譲語「拝見する」の未然形「拝見さ」+接続助詞「て」+「くれる」の尊敬語「くださる」の命令形「ください」の構成。 後者は、謙譲語「拝見する」の未然形「拝見さ」+接続助詞「て」+「もらう」の謙譲語「いただく」の命令形「ください」の構成。 「二重敬語」とは、<一つの語について,同じ種類の敬語を二重に使ったもの>(「敬語の指針」)をいいますが、 前者は、「拝見する」という謙譲語と「くださる」という尊敬語の構成ですので、同じ種類の敬語は重なっていません。 後者は、「拝見する」という謙譲語と「いただく」という謙譲語の構成ですが、 両者とも <二つ(以上)の語をそれぞれ敬語にして,接続助詞「て」でつなげたものは,上で言う「二重敬語」ではない。このようなものを,ここでは「敬語連結」>と呼ぶ(「敬語の指針」) ことに該当しますので、後者も「二重敬語」には当たりません。 それぞれを敬語の要素を除き常体に置き換えると、 「(あなたは、私に)見せてくれるか」 「(私は)見せてもらえるか」 となります。 ただし、相手の意志ではなく、自分(私)の都合で相手が行動するような場合は「~くださる」は使えません。 「くれる」は相手の意志で行動することですが、相手は別に見せたいわけではないが見せざるえないだけで、 私の意志で相手が見せることになるから「もらう(〜いただく)」がふさわしい。 ×見せてくれますか。(くださる) ○見せてもらえますか。(いただく) したがって、前者は「二重敬語」ではないが、上記の意味で、ふさわしくない表現です。 ×「拝見させてくださいますか」 ○「拝見させていただけますか」 【ご参考】 拝見させていただく_敬語連結 ****************** 「拝見」は「見る」の謙譲語です。 「拝見させていただく」を敬語の要素を省き常体にすると、 「見せてもらう」となります。 ....見せて..........+...もらう .......↓...................↓..................<それぞれの語を敬語にすると> ....拝見させて....+..いただく すなわち、「拝見させていただく」は、一つの語に二つの敬語が重ねられているわけではなく、 「拝見する」の使役形「拝見させる」に接続助詞「て」を付加したものに、「もらう」という別の言葉が結びついてできあがっている言葉であり、 「見る」を謙譲語「拝見させ(て)」とし、「てもらう」を「いただく」のように、それぞれの語を謙譲語にした形であるため、二重敬語ではなく正用の敬語なのだといえます。 ただし、「敬語の指針」にも、「敬語連結」は「多少の冗長感が生じる場合もある」とあるように、「拝見いたします」「拝借いたします」という表現のほうがすっきりしていると感じることもあるでしょうし、人によって感じ方が違い、ひとくちに適否を断定できない場合もありますが、二重敬語と、敬語の連結を混同しないように、うまく区別して使いたいものです。 ****************** ◆[敬語の指針](平成19.2.2・文化審議会答申) https://www.bunka.go.jp/seisaku/bunkashingikai/sokai/sokai_6/pdf/keigo_tousin.pdf P30 (2) 「二重敬語」とその適否 一つの語について,同じ種類の敬語を二重に使ったものを「二重敬語」という。例えば,「お読みになられる」は,「読む」を「お読みになる」と尊敬語にした上で,更に尊敬語の「……れる」を加えたもので,二重敬語である。 「二重敬語」は,一般に適切ではないとされている。ただし,語によっては,習慣として定着しているものもある。 【習慣として定着している二重敬語の例】 ・(尊敬語) お召し上がりになる,お見えになる ・(謙譲語Ⅰ)お伺いする,お伺いいたす,お伺い申し上げる (3) 「敬語連結」とその適否 二つ(以上)の語をそれぞれ敬語にして,接続助詞「て」でつなげたものは,上で言う「二重敬語」ではない。 このようなものを,ここでは「敬語連結」と呼ぶことにする。例えば,「お読みになっていらっしゃる」は,「読んでいる」の「読む」を「お読みになる」に,「いる」を「いらっしゃる」にしてつなげたものである。 つまり,「読む」「いる」という二つの語をそれぞれ別々に敬語(この場合は尊敬語)にしてつなげたものなので,「二重敬語」には当たらず,「敬語連結」に当たる。 「敬語連結」は,多少の冗長感が生じる場合もあるが,個々の敬語の使い方が適切であり,かつ敬語同士の結び付きに意味的な不合理がない限りは,基本的に許容されるものである。

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「拝見させてくださいますでしょうか」 ⇒二重敬語 >「拝見させていただけますか」は二重敬語になってしまうため文法的に間違いです。 質問者が間違い。二重敬語ではない。

最後の「?」を消してみてください。 「拝見させてくださいますです」 今の若い人は「できますでしょうか」のように、何でも良いから言葉を重ねることで、より丁寧さが増すと考えるようです。 「ご覧頂けますでしょうか」も、テレビで普通に見掛ける表現になりました。 「ご覧いただけますです」なんて普通は人前で話す表現ではありません。 あなたが違和感を持ったのは、そこいらに原因があるのかも。

拝見できますでしょうか。 敬語として十分で簡潔な表現かと思います。

正しく間違いはありません。 もう少し簡潔に、拝見させて頂けますか、で良いと思います。