割合で言ったら、利用を断る施設の方が圧倒的多数なのではないかしらね。
一応東京五輪を睨んでなのか(?)観光庁が実態調査を行なった上で穏当な対応を促す様な見解を発表した事もあります。
ただ…あくまでも自由な商業活動の一環として行なっているだけで、言わば「独自のサービス」とでも言う様な対応。
だから強い事も言えず、企業側も応える義理までは無いって話。
例えばコロナ禍での飲食店で考えても、行政は休業命令だけは頑なに出しませんでしたよね。
その理由の一つとして、営業保証はしない(出来ない)から。
だから行政の要請を無視して営業を続けた店なんかは、マスコミから突かれてましたよね。
コロナ禍みたいな社会的影響の大きい事態にあっても、従わない店は従わない。
その点タトゥーなんて生き死にに直結する訳でも無く、取り分けイマドキなら純然たる気分の問題。
だから良くも悪くも、そこ迄の切実さも感じない。
元々は20世紀最後の10年位が過渡期で、21世紀になるか位で一般化した様な対応です。
一応潮目が変わるキッカケみたいな物はありましたが、少なくとも今は実質気分の問題になってますね。
だから気分の問題だと開き直られてしまったなら、行政も無闇には踏み込めない…と言う状況。
例えばミサンガなんかだと、取り立てて願を掛けとか言うでも無くファッションとして装着している人も少なくは無いのではないかしら。
そんなカジュアルな感覚で、タトゥーも断っている店はあるだろうと思いますよ。
例えば「冷やし中華始めました」の店の客の入りが良いと見たなら、ウチもあやかろう…と「冷やし中華始めました」になると言う様なサイクル。