回答(6件)
そういった話はデマです。 LGBT法にそれを推進するような法的なロジックはありません。 LGBT法は、2016年に成立した障がい者差別解消法や部落差別解消法のような、マイノリティに対する差別の解消を目的として制定しようとしていた理念法です。 すでにそういう先例があるわけで、今更LGBTを対象にそういう法律を作ったところで、何を大騒ぎしているのやら、という話です。 もともとは、単にLGBTという存在を認め、そういう人たちにも自分と同じ人権があると認識し、そしてマジョリティーの価値観を押し付けない、それだけのことであり、多くの国民がそれを受け入れようとしていたのです。 それが、差別禁止条項が気に入らない「ノイジーマイノリティー」が、女湯が女子更衣室がなどと大騒ぎして、骨抜きされて、わけのわからない法律にしてしまったということです。 ***** LGBT法案の差別禁止条項に絡めて、トランスジェンダーの女性が男性の体のまま、女子更衣室や女湯を利用させろと言って来た時に、それを断ると差別だと言われるからできなくなる、とか言いふらしている人が大勢います。 そもそもこの手の話は、どれだけのトランスジェンダー女性が本当に女湯を利用させろと言っているのか、そのことからして疑問。 聞こえてくる、見えてくるのは、全て、LGBT法案が成立したらこんなヤバイことが起きるとか、これだからLGBTはとか、そういう主張をしたい人からの発信ばかりです。 トランスジェンダー女性の政治家である依田花蓮氏は、自身のTwitterで以下のように述べています。 -- 女湯に男性器のついた人がいたら、速攻で通報してください。トイレで性犯罪を犯している人がいたら、どんどん通報して下さい。 ともに性犯罪厳罰化を目指し、賃金や待遇などのジェンダーギャップを解消して参りましょう! https://twitter.com/karenshinjyuku/status/1637675854879932417 -- ところが、今の日本ではLGBT差別禁止が気に入らない人々による自作自演のような行為が横行しているのです。 当事者が望んでもいないようなことが起きると言いふらすとか、たった一人の犯罪的行為を全てのLGBTの特性であると決めつけるとか、あるいはどうみてもトランスジェンダーを犯罪的行為の隠れ蓑にしようとした男性の言動をトランスジェンダーの所為にするとか。 このようなLGBTという属性をモンスター扱いする話が言いふらされる事象が存在すること自体、LGBTに対する差別がこの国にはあるのだという証拠であり、差別禁止条項を盛り込んだLGBT法という理念法の制定が必要とされていた理由です。
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ID非表示さん
2023/6/21 21:44