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通信制高校で教員をやっているので回答させて頂きますね。 この質問なんですが、"不登校専門の塾"が、どんな所なのかにより結論が変わって来ます。 というのも、単に不登校の子達の塾だったら、教員免許の有無は何の関係もありません。 でも、そういう不登校専門の塾の多くが、通信制高校と提携しています。 提携の方法ですが、単にその塾が、通信制高校のレポート課題などを指導して、日程管理をしてレポートを取りまとめるだけ。という所から・・・ その塾を単位試験会場として、単位試験が実施されたり・・・ 中には、その塾を会場として、通信制高校の授業であるスクーリングが実施されたりしている場合もあります。 その上で、スクーリング実施会場になっている塾の場合、教員免許を持った誰かが授業をする必要があります。 免許を持って居る人が居なければ、通信制高校側から人員が派遣されて来ますが、遠方からくると費用面の問題が発生します。 この為、塾が自前で免許保持者を集めた上で、集められなかった部分のみ通信制高校側から派遣してもらう。というような対応を行ったりしています。 とは言え・・・ スクーリング会場になっている不登校専門の塾って、ほとんどありません。 実はスクーリング会場を新設する場合、まずは通信制高校の学則を改訂して、スクーリング会場を学則に盛り込む必要があります。 さらに、学則の変更については、都道府県にある教育委員会の私学教育審議会で、学則変更の可否について審議され、可決された場合のみ認められます。 なので、あるにはあるんですが、あまり多くは無いです。 という訳で、確かに教員免許がある方が優遇される不登校専門塾も確かにあるんですが、あまりそういう所は多くは無いので、一部にはあるけど全体では少数派だと思っておいた方が良いですよ。 長くなりましたがとりあえずはこの辺で。
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